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敬老の日にも!三世代向けロコモ予防・健康イベント企画のポイント

高齢者から子どもまで三世代が楽しめるロコモ対策イベントを開催しませんか?

ロコモシンドロームは骨や関節、筋肉が弱くなり、歩行が難しくなる状態で、特にシニア世代やその家族にとって大きな課題です。

このイベントでは、ゲームを通じて楽しく両足のバランス機能と筋力を鍛えられる「ロコボット」を以下にて詳しく紹介します。

ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは

ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)は、骨や関節、筋肉、神経などの運動器に障害が生じることで移動能力が低下し、日常生活に困難をもたらす状態を意味します。

この状態になってしまうと、転倒や骨折のリスクが高まり、最終的には介護が必要になることもあります。

 

シニア世代に広がるロコモシンドローム

今後の日本では、少子高齢化社会がますます進行し、ロコモになってしまう人が増えると予想されます。

それに比例して、ロコモはシニア世代に広がっていく可能性があります。骨や関節などの運動器に障害が生じれば、体を動かすのが難しくなり、自力で生活するのが難しくなる人が多くなるかもしれません。

ロコモの主な原因には、加齢による運動器の変性、運動不足、生活習慣病などです。具体的な症状としては、次のようなものがみられます。

  • 筋力の低下: 筋肉量が減少し、歩行や立ち上がりが難しくなる
  • 関節の変形: 関節の軟骨が摩耗し、痛みや動きの制限が発生
  • 骨密度の低下: 骨が脆くなり、骨折しやすくなる
  • バランス能力の低下: ふらつきや転倒のリスクが高まる

 

ロコモの予防には、適度な運動やバランスの取れた食事、生活習慣の見直しが大切です。筋力トレーニング、バランス訓練、柔軟体操などの運動がおすすめです。

早めに対策をすることで、ロコモの進行を防ぎ、健康的な生活を送ることができるようになります。

 

高齢者だけでなく子どもや若者世代も予備軍に

実はロコモは高齢者だけでなく、子どもや若者世代も対象になっています。つまり若い人でも、ロコモの可能性があることが指摘されています。

例えば、よく転ぶ、階段がのぼりづらい、骨折をしたことがあるなどの経験があればロコモの可能性があるかもしれません。

近年大きな病気や疾患を持っていないにも関わらず、基本的な動作ができない子どもが増えています。

中には転倒して大けがをするケースも。もし筋肉や骨などが弱く、歩く、立つなどの機能が弱く、弱くなったと感じる場合、将来ロコモになる可能性があります。

高齢者だけではなく、子供や若者もロコモになる可能性があるため、普段から運動習慣や体を動かす努力を見直すのがいいでしょう。

 

ロコモのチェック方法

ロコモのチェック方法には、3つ簡単なテストがあります。以下にて詳細を紹介します。

 

  1. 立ち上がりテスト:椅子に座った状態から片足で立ち上がることができるかを確認します。片足での立ち上がりが難しい場合、運動器の機能が低下している可能性があります.
  2. 2ステップテスト:2歩でできるだけ遠くまで歩き、その距離を測ります。歩幅が狭いと、運動器の機能が低下していることが考えられます。
  3. ロコモ25:25項目からなる質問に答え、得点を算出します。得点が高いほど、ロコモのリスクが高いことを示します。

 

これらのテストは家庭でも簡単に実施できます。

詳細な診断や評価が必要な場合は、医師や専門の医療機関に相談することをおすすめします。

 

ロコモ予防イベント企画の目的と重要

ロコモの予防イベントでは、企画をすることでその重要性や予防方法を広く一般に伝えることで、認識を高められます。ロコモの早期発見と予防の重要性を伝え、日常生活で実践できる簡単な運動や生活習慣の改善方法を紹介できます。

また、高齢者から若者までが一緒に参加できるイベントを通じて、世代間の交流を促進し、地域全体で健康をサポートする体制を作れます。

専門家による実践的な運動指導や講演を通じて、具体的な予防策を学び、日常生活に取り入れやすくなり国民一人ひとりの健康が促進できることが期待できます。

 

シニアの健康促進、お出かけのきっかけに

ロコモの予防イベントは、お出かけのきっかけになり、また身体を動かすことでも健康促進につながります。

イベントでは、専門インストラクターによる運動セッションが提供されるでしょう。

参加者が楽しく体を動かせるプログラムを実施する場合があります。ヨガ、ストレッチ、簡単な筋力トレーニングなど、さまざまなアクティビティを体験できます。

また、講座を開催すれば、医師や栄養士からロコモの予防に関する最新情報や食事・運動の重要性について聞くことができ、学びが深まります。

イベントによっては、参加者は専門家から直接アドバイスを受けることが可能です。

 

数少ない三世代が一緒に楽しめるイベントに

ロコモの企画には、三世代が一緒に楽しめるイベントもあります。こうしたイベントを通じて地域の人々が集まり、情報交換や交流を深める場となります。

高齢者だけでなく、子どもや若者も参加できるプログラムを用意され、家族全員での参加を促進。

これによって、世代を超えた健康意識の共有が進み家族全体での健康管理がしやすくなります。

 

地域活性化イベントにも

ロコモのイベントは、地域の活性化にもなります。イベントを通じて地域の人々が集まり、情報交換や交流を深める場を提供します。

これにより、地域社会全体の絆が強まり、健康促進だけでなく、社会的な孤立の防止にも役立ちます。

 

おすすめのイベント開催時期

ロコモのイベントを催すのに、適切な日程があります。それは次の3つの時期です。

〇ロコモの日

〇敬老の日

〇春や秋などお年寄りの出かけやすい気候

 

ロコモの日

実はロコモの日があります。日時は6月5日です。なぜ6月5日になったのかは、語呂合わせです。「ロ(6)コ(5)」、「ろ(6)うご(5)」と読むことで、6月5日になりました。

この日が記念日ということもあり、2016年には佐々木整形外科麻酔科クリニック院長佐々木信之先生が「健康寿命とロコモティブシンドロームの危ない関係」という講演を開催しました。この講座では、講演会と座談会、体験が提供されました。

ロコモのイベントを開催する場合、こちらの佐々木先生のイベントのように6月5日にあわせて開催してもいいでしょう。

 

敬老の日

敬老の日は、9月の第3月曜日に行われる祝日です。この日は、高齢者やその長寿を尊重し、感謝する日とされています。

1966年に日本の法律で定められ、高齢者の貢献や経験を称え、家族や地域社会との絆を深める機会として重要視されています。

敬老の日に、ロコモのイベントを催しシニアの人に感謝の気持ちを伝えられます。

例えば、三世代に関するイベントを催せば、家族から感謝の気持ちや楽しい時間を届ける有意義な時間になる可能性があります。

祝日ということもあり、家族が集まりやすい日だと考えられ、シニアにとって素敵な時間になることが期待できます。

 

春や秋などお年寄りの出かけやすい気候

春や秋など、シニアの方がお出かけしやすい時期に開催するのもおすすめです。

春や秋の気温は適度であり、自然の活動量が多いことが健康に良い影響を与えます。特に運動不足の解消や体力維持に適しているでしょう。

 

ロコモ予防イベントの企画プログラム例

ロコモ予防イベントの企画の例を以下にて詳しく紹介していきます。

三世代で楽しめるレクリエーションやゲーム

【ブログ】ロコボットで3世代が楽しめるイベント(ご利用レポート)

 

イベントにはレクリエーションやゲームがあります。レクリエーションは、自由なコミュニケーションや情報共有などを行い、交流を深めます。精神的な疲労や休養のため、コミュニティが活発に行われることもあります。

ロコボット(ロコモーションロボット)

 

また上記の写真は、体を動かして操作するゲームです。こちらのゲームは、子どもからシニアまで全世代の人が楽しむことができます。体を動かしながら、ゲームを楽しめますので健康促進に最適だといえます。

 

ロコモ度の測定会

ロコモ度の測定会も行われています。自分の健康状況を把握するためにも、シニアの人にとってよい機会です。筋力量や身体バランスなど把握でき、シニア一人ひとりの健康状態が分かるイベントになっています。

健康状態が分かることで、生活習慣の見直しや食事改善も効果的です。こうした対策を通じて、ロコモの進行を遅らせ、健康で活動的な生活を維持することが目指されています。

 

ロコモ予防の体操

ロコモ予防の対策を実施するイベントがあります。地域の人の健康増進や体力強化のために、実施されました。

 

例えば、2017年10月に開催された「ロコモ予防体操イベント in 久留米薬局」があります。

内容は次のようなものです。

”運動の前には、片足立ちなど日常生活の動きの中でのロコモ危険度を診断する「ロコモチェック」を行ない、ご自身の状態を確認しました。その後、九州共立大学が考案した日本調剤オリジナルの体操を行いました。薬の待ち時間などに座ったままでもできる体操や、肩や骨盤まわりの筋肉などを鍛える体操を講師の先生と一緒に実践しました。”

引用:みんなで楽しくロコモ対策♪「ロコモ予防体操イベント in 高取薬局」を開催 | 日本調剤(お客さま向け情報) (nicho.co.jp)

 

ロコモ予防・対策セミナー

ロコモ予防・対策ができるセミナーも開催されています。国民の健康状態を向上させるためにも、ロコモの予防・対策できる機会を提供することは大切です。

 

2024年3月9日(土)に「ロコモサミット2024」が開催されています。セミナーの内容は、以下の通りです。

 

講演①「がんロコモ」がんと共に生きていく社会に必要な情報等連携

講演②「メタボとロコモ 谷本先生の運動指導」いつまでも動ける身体をつくる適切な運動とは

講演③「フレイル・ロコモ」いつまでも自分らしく楽しく生きるための身体づくり

参考:3月9日(土)「ロコモサミット2024」開催決定!セミナー参加者の募集を開始しました。 | お知らせ | ロコモONLINE | 日本整形外科学会公式 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト (locomo-joa.jp)

 

ロコモに関する情報やその改善策が得られたイベントだったかもしれません。今後も少子高齢化社会に伴い、このようなロコモ対策ができるイベントが積極的に催されることが求められそうです。

楽しみながらロコモ予防できる「ロコボット」

【ブログ】イベント風景の紹介~ロコモーション+ロボット→ロコボット~

 

ロコモ予防ができる「ロコボット」を紹介します。

ロコボットとは?

ロコボットは、運動能力とロボットを組み合わせた言葉です。足関節背屈筋群を効果的に刺激するために設計されており、運動能力の回復や向上を促進するロコモーショントレーニングに適しています。遊びながら楽しく筋力を増強することができるのが特徴です。

 

また現在、宮崎大学医学部付属病院で臨床試験が行われています。

両足のバランス機能と筋力を鍛えてロコモ予防

ロコボットは、フォースボードに乗り、体を傾けたり、片足でバランスを取りながら球体ロボットを自由に動かして遊べます。

ロコボットで遊べるゲーム

ロコボットでは、全身を使って球体ロボットを操作し、ボーリングのピンを倒したり、競争したりして遊べます。

ロコボットの利用事例

ロコボットは、さまざまな場面で利用されています。例えば、「リハビリ」「機能訓練」「レクリエーション」「スポーツトレーニング」「エクササイズ」「イベント」などです。

 

例えば、宮崎市清武町加納地域交流センターは「楽しみながらロコモ予防!」に関するイベントを催し、重心移動の視覚的フィードバックでバランス機能の向上するよう取り組みました。その他、りょうたろう整体院では、パラスポーツ選手のトレーニングに対応しています。

 

ロコボットは、体力強化や健康促進以外にもリハビリやパラリンピックのアスリートにも利用されています。今後もさまざまなシチュエーションで使われていく可能性があるかもしれません。

 

ロコモをテーマに貴重な三世代向けイベントを実施してみませんか?

ぜひロコモをテーマにした三世代向けイベントを実施してみませんか。健康の促進はもちろん、家族間の関係強化や他の人と交流する貴重な体験も得られます。

 

少しでも、ロコモのイベントに関心がある人は参加することを検討してみてください。

 

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