こんにちは。ワン・ステップの大橋です。
今回は、ワン・ステップの遊具開発でも「インクルーシブ」という視点から新しい試みのもと作成された遊具のご紹介と、その開発秘話をご紹介します。
前回記事はこちら(インクルーシブについてご紹介しています。)
早速お披露目です。
「インクルーシブ迷路(名称仮)」です!
現在デザイン確定し、制作中のこちらの迷路。
開発秘話を新商品担当の八鍬さんにインタビューしてきました。
Q「インクルーシブ遊具を開発することになった経緯を教えてください。」
A「新商品アイデアに投稿されたアイデアがきっかけです。
全国各地で今、インクルーシブな遊具の設置が進んでいる記事と、「誰もが遊べるエア遊具はどうか?」というアイデアが投稿されました。
調べてみると、東京オリンピックを機に公園等で、車いすの人や親子で一緒に遊べる遊具の設置が進んでいるそうです。またイベントでも、パラスポーツイベントが活性化していたり、SDGs取り組みの一環としてインクルーシブイベントを開催していたり、少しづつ知名度が上がってきています。
そこで海外事例や日本でのイベント状況など手分けして調べて、開発することになりました。」
Q「今回開発されたツールの特徴を教えてください。」
A「車いすでも通れるよう、幅が広いことが特徴です。インターンシップの学生さんに車いすが通る幅、曲がるときの内径、外径を調べてきてもらい、通常の迷路より広い幅で迷路をデザインしました。
また迷路のイラストは、以前から社内、社外共にデザインを評価いただいていた「フラワーポット迷路」を参考に作成しました。」
参考:フラワーポット迷路
Q「ツールを拝見していて、車いすを使用して普段生活しているお子さんだけでなく、ベビーカーの親子でも、ベビーカーから手を離さず、ご利用いただける迷路なんじゃないかなって思いました。みんなに優しいツールになりそうですね。」
A「ベビーカー、確かにそうですね。新商品アイデア会議では、社員の皆さんが普段仕事や生活を送っているときの思い付きから出た意見が採用されることがあります。大橋さんも今の「ベビーカーのまま遊べる」をまた新商品に落とし込んでみてください。今回の新商品のインクルーシブ迷路も、長くいろんな方に愛されるツールになることを期待しています。」
以上、インクルーシブ迷路(名称仮)開発秘話でした!
こちらの遊具はまだデザイン段階です。
ツールデザインは変更になる可能性があります。
入荷日、HP公開も未定です。
リリースをお待ちください!