こんにちは、株式会社ワン・ステップです。
本日は、科学館さんの秋のイベントでご利用いただいた様子をご紹介いたします。
テーマは「水上を歩いてみよう!」企画で、ハムスターボールをご利用いただきました。
ハムスターボールってどんな遊具?
丸いボールの中に入って、水上を歩くように転がる遊具です。バランスを保って立つのが難しく、ボールの中では寝転がったり、走ったり、転んだりします。
夏に人気な遊具ですが、水に濡れずに遊べるので、春・秋にもお勧めです。
簡易的なプールを膨らませて水を張ってご利用いただく事が多いですが、スイミングスクールさんや体育館さんでは自前のプールを使ってご利用いただくこともあります。
今回のイベント 設営の様子
今回は7mプールを一緒にご利用頂きました。
山の上にあるのと、少し傾斜があるので、蛇口から出す水の量を測定しました。翌朝、蛇口をとめる時間までに35cmほど溜まるよう計算して、吐出量を調整しました。
水量の計算方法の詳細はこちらのブログをご覧ください。
(【ブログ】プール遊具の注意点まとめ特集 第2回注水・排水編)
落ち葉など入らないように、プールの上にはブルーシートを被せておきます。
翌朝、ちょうどぴったり溜まっていました。
ハムスターボールはステップの上に座ってもらって、ボールの中に入ります。
そのため、プールのどちら側でも入口に設定できます。今回は施設の正面玄関前に設定しました。
延長コードを入口に伸ばして、送風機の用意をしたら準備完了です!
イベントの様子
お子様20人ほどの列が常にできるほど、たくさんのお子様が来られました。体重制限は50kg未満、3歳(目安)以上の子に遊んでもらいました。
回転率をよくするため、1人約50秒遊んでもらって交代しました。
その代わり、何度でも遊んでOK。多い子は5回ほど遊んでくれました。1日あたり約300人(重複あり)ほど体験してくれました。
保護者の方は、ボール内でバタバタとあわただしく走るお子様の様子をたくさん撮影されていました。
プールは、周りから保護者の方が見守れるのが安心して遊んでもらえるポイントですね。
遊んでもらう時の注意
①ボール内へ入る時は、まずボール内に座ってもらい、中へ空気を送り込んで膨らませます。
狭いところが苦手な子や、大きな音が苦手な子は途中で怖がってしまうので、お子様の様子を見ながら膨らませます。
3歳くらいの小さい子の場合、「怖くなったら教えてね」と声をかけたりします。今回も、5人ほど膨らませている途中で「怖いので辞めたい」、と辞退した子がいました。(大きくなって、是非またチャレンジしてほしいです!)
②ボール内は濡れないとはいえど、乗り降りするステップは濡れてしまうこともあるため、靴下は脱いだ方が安心です。
③地面が傾斜している場合、水深が一番浅いところでも、ボールに入った状態で地面につかないか確認してください。「地面につく=地面で転ぶ」ことのため、怪我してしまいます。
また、水深が深いところでは水面とプールの淵との高低差があまり無いため、ボールに入った子が勢いでプールを乗り越えないように注意してください。
運営頂くスタッフさんへの注意・他
①プール内に1人は必ず入る必要があります。水深35~40cmほどあるため、ハーフパンツ、タオルは必須です。
②マジックテープとファスナー(水を通さない仕様なので固め)の開け閉めがあるので、作業グローブを推奨します。
③夏は日光で水温が上がり、2~3日目にはプール内がぬるぬるします。長期で使用する場合は塩素を入れることを推奨します。今回、10月3日間イベントでしたが、最終日もぬるぬるしませんでした。
撤去の様子
傾斜があるため、プールの水はその場に流してOKでした。
プールの空気を少し抜き、水を流したい方向の淵を踏めば水が流れていきます。
(排水の注意点もこちらのブログにまとめておりますので、ご覧ください。)
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以上でございます。
ハムスターボールをイベントでご検討される方のご参考になりますと幸いです。