住宅展示場での子ども向けイベントは、来場者増加や滞在時間延長に効果的です。
集客や販促につながるイベントを企画するためのポイントやアイディア、家族向け企画の事例をご紹介します。
モデルルームが集まる広い敷地を活かしたイベントで、ファミリー層を獲得しましょう。
目次
住宅展示場での子ども向けイベントの集客効果
来場者数を増やせる
イベント実施によって、住宅展示場が週末のお出かけ先候補となります。
お子様の「行きたい!」、保護者の方の「連れて行ってあげようかな」を引き出すことがポイントです。
そのため、チラシやSNS映えするかどうかが重視される傾向にあります。
滞在時間を長くできる
お子様がイベントに参加している間、保護者の方を会場に留めることができます。
モデルハウスの見学や、ハウスメーカーさんとの会話に繋がります。
家族の記憶に残る
イベントの特別な体験は、長く家族の思い出に残ります。
さらに写真や動画に残すことで、より詳細な記憶が残ります。
住宅展示場のイベント開催時期
通常の土日祝日
土日祝日は家族でお出かけするチャンスのため、イベント開催にはぴったりです。
周年の時期は毎週大々的にイベントを実施することもあります。
ゴールデンウィーク
行楽シーズンともかぶるGWは、遠出する家族連れが多数。
そのため、インパクトのあるものが求められる傾向です。
予算が限られる会場さまも多く、単日で目玉イベントを打つパターンも多いようです。
夏休み、お盆
学校が長期休みに入る時期なので、「たくさん遠出はできないけど、どこかに連れて行ってあげたい‥‥」とお悩みの保護者さまから人気の外出先です。
参加条件がある場合もありますが、基本無料で参加できることも嬉しいポイント。
自由研究のテーマになるものや、暑さ対策ができるものが好まれます。
シルバーウィーク
9月後半の連休は、ちょっとお出かけしたい家族連れが多い時期。
期間中通しで実施するコンテンツと、前半と後半で別の内容で実施するイベントを組み合わせることで、効率的に集客することが可能です。
お正月
1年の中で最も縁起のいいお正月は、大きな買い物に繋がる住宅展示場と相性がいい日程です。
元日は自宅で過ごす方が多いことから、成人の日を含めた3連休でイベントを実施する会場も多いです。
お子様向けのイベントだけでなく、新春抽選会やプレゼント企画が組まれることもあります。
住宅展示場のイベント企画のポイント
子ども主体で楽しめるイベントにする
お子様が自分で・1人で遊べるイベントだと、保護者の方は見学にまわることができます。
その時間でアンケートの記入をお願いしたり、メーカーさまの資料をお渡ししたりとアプローチが可能です。
商談中に、メーカーのスタッフ様とお子様が一緒に遊びに来る光景も目にします。
自由に時間を選べるイベントにする
営業時間内ならいつでも参加可能にしておくことで、イベントが商談や見学を制限することがなくなります。
モデルハウスを見学してからイベントに参加しよう、という会話も聞こえてきます。
広い敷地を活かす
総合住宅展示場は、広々した会場がメリットです。
その分、いかにすべてのモデルハウスに足を運んでいただくか?が課題となります。
会場内の複数箇所でイベントを実施したり、乗り物遊具で会場を周遊したりすることで自然と多くのモデルハウスが目に入る動線作りが可能です。
家を建てることにつなげる
集客はもちろん大切ですが、成約率を上げることも重要な課題です。
何度も足を運びたくなるような会場作りや、家族で楽しい思い出を作ることができるかが鍵となります。
ノベルティや写真など持ち帰れるものを用意する
住宅展示場で定番の抽選会やワークショップイベントは、持ち帰るものがあることで自宅で思い出してもらうきっかけになります。
ものでなくても、写真や動画といったデータも思い出として持ち帰ることができます。
住宅展示場のイベント企画アイディア
子ども達が集中できる恐竜発掘体験
お子様の大好きな恐竜と、思い出に残る体験型のイベントは会場からも人気です。
恐竜発掘体験キットは、テーブルと椅子・新聞紙があればどこでも実施可能です。
雨の日はテント下・暑い夏はセンターハウス内・その他イベント参加の景品としてなど、使い道が幅広い点が人気を集めています。
ミニ新幹線や恐竜トレインでの場内周遊
乗り物系の遊具は、広い会場の周遊にぴったりのアイテムです。
レールを敷いて走るミニ新幹線は、ピストン走行が可能。そのため、狭い通路もイベントスペースに変わります。
恐竜トレインをはじめ、ロードトレイン系はレール不要です。
そのため、毎回コースを変えて運営することもできます。
イベント実施場所が偏らないため、どのハウスメーカーさんからも人気を集めます。
→西九州新幹線が東北を走る!?別エリアを走る新幹線の魅力【ブログ】
働く車と組み合わせたお仕事体験
建築に欠かせない働く車は、住宅展示場のイベントにぴったりです。
アニメや同様、キャラクターのモチーフになっていることも多く、就学前のお子様からも人気です。
働く車を実際に動かしてみる・体験してみるイベントは、滞在時間をのばすのにおすすめです。
チャレンジ企画にして景品を用意したり、働く車にあわせた衣装を着て写真撮影スポットを作ったりと、思い出を持ち帰ることにも繋がります。
人気の巨大ガチャマシンを使った抽選会
抽選・プレゼント企画で人気のガチャマシン。
特に大人の背丈を超えるような巨大なガチャマシンは、告知映え・会場のアイキャッチにぴったりです。
センターハウスでコインをお渡しして、少し離れたスペースのガチャマシンを回して景品獲得!とすると、
自然と会場内を歩いてもらうことができます。
※画像は別イベントでご利用いただいた様子です。
完成したら記念に持ち帰れるワークショップ
思い出が形に残るワークショップは、住宅展示場イベントで人気のコンテンツです。
すぐに完成するもの:滞在時間が短くなる
完成に時間がかかるもの:作業が難しい場合、会場ではなく自宅に持ち帰ってしまう場合が多い
ことから、20分前後で完成するものが人気のようです。
最近はSDGsに関連したソーラー工作や、保護者の方も一緒に参加したくなるハーバリウム作りなどが注目を集めています。
ワンちゃんと一緒に楽しめるイベントスペース
住宅展示場を訪れる方の中には、家族の一員であるペットとの暮らしを考えている方も少なくありません。
かわいい・面白いフォトスポットは、お子様やご家族の思い出に残ること間違いなしです。
住宅展示場のイベント企画事例とおすすめアイテム
キッズプレイパークとして複数遊具のご利用
お子様向けのイベントで、複数遊具を同時にご利用いただきました。
ふわふわ・ダーツゲーム・乗り物・ジャンボブロックと、幅広いジャンルの遊具を設置しました。
全部遊びたい!というお子様が多く、1時間以上滞在してくれたご家族も多くいらっしゃいました。
→住宅展示場のお子様向けプレイパークとしてご利用いただきました【ブログ】
カブトムシ・クワガタふれあい体験
夏の時期に人気のふれあい体験。
こちらのイベントでは、日差し対策でテントを設置いただきました。
珍しい体験ができること・写真や動画に残したくなることから、住宅展示場イベントにぴったりです。
自由研究のテーマにもなるので、夏休みのお出かけ先の有力候補になります。
→住宅展示場様でカブトムシ・クワガタふれあい体験を運営しました!【ブログ】
宝石探し体験セット
きらきら光る宝石を探すアトラクション遊具です。
砂利を掘って、細かい砂を水にさらして‥‥と、本格的な体験ができます。
運営方法によって、回転率や滞在時間の調整がしやすい点もおすすめです。
・○分間で見つけた宝石はすべてお持ち帰り
・時間制限なし!好きな宝石を○個までお持ち帰りOK
といったルールでの開催が多いです。
→2間3間テントが2つあれば雨でもOK!宝石探し運営レポート【ブログ】
働く車体験ゲーム
お子様に大人気×住宅展示場と親和性の高い働く車は、どの会場さまでも人気のツールです。
テントのご用意があれば雨天時も実施可能ですので、屋外のイベントスペースにぴったりです。
一度に6名まで遊ぶことができるので、回転率を重視する会場さまにおすすめです。
→雨の中、テント下で働く車体験ゲーム!【ブログ】
新幹線ロードトレイン
会場を周遊できる新幹線ロードトレインは、家族連れとハウスメーカーさんの交流を生むきっかけとなります。
同じ地域を走る新幹線はもちろん、他エリアの新幹線も人気です。
「図鑑でしか見たことないから、乗ってみたかった!」「子どもが大好きなので、せっかくだから連れてきました」
といったお声が多いです。
まとめ
住宅展示場イベントは、集客や成約率アップに効果的な施策です。
お子様向けイベントをご企画の際は、ぜひ株式会社ワン・ステップへご相談ください。