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【例文あり】夏イベントでの熱中症対策の呼びかけ文章と効果的な告知方法

だんだんと暑くなってくるこの季節。夏のイベントでは熱中症が発生する前に、予防的に参加者やスタッフに注意喚起を行うことが重要です。

この記事では、イベント参加者に熱中症対策を呼びかけるための効果的な例文、告知方法について解説します。子どもやスタッフに向けての文章も紹介しますので要チェックです。

→【ブログ】暑い夏でも外でイベントしたいときに!熱中症対策ミストツールご紹介②

熱中症対策での注意喚起の重要性

近年は熱中症による健康被害が多数報告されています。気温が高い日が続くこの季節は、熱中症対策を万全にすることが必要です。

 

注意喚起を行うタイミング

熱中症の注意喚起を行うタイミングは大きく分けて2つあります。「イベント開催前」と「イベント開催中」です。それぞれどのように注意喚起を行うのか確認しましょう。

 

イベント開催前

イベント当日は暑く熱中症のリスクがあると伝えたうえで、以下の4つも呼びかけます。

・単独での行動をなるべく控え、グループで行動する

・緊急連絡先として、家族やかかりつけ医の電話番号を携帯する

・深夜からの移動や待機は避けて、睡眠不足のまま参加はしない

・数日前から汗をかく程度に活動して、暑さに慣れておく

 

イベント開催中

イベント開催中は以下の8つを注意喚起として参加者へ周知させます。

・他人に合わせて無理はせず、体調により参加中止を判断する

・水分、塩分の補給は参加前から始め、こまめに繰り返す

・休憩時間を定期的に確保し、冷たいものを摂取する

・首元の締め付けが少なく、通気性の良い服装にする

・アスファルト上はなるべく避け、時々涼しい日陰やテント内に入る

・屋外では日よけの帽子や日傘で直射日光を避ける

・ぬらしたタオルを首に巻く

・体調不良時にはすぐにスタッフへ声をかける

参考文献:熱中症予防情報サイト「夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン 2020」

 

イベント開催前・開催中の掲示物・配布物に記載する文章

イベント参加者へ行う熱中症対策の注意喚起について、例文を用意しました。夏のイベントを行う際の参考にしてください。

【例文】イベント案内ポスター

〇月は熱中症予防対策強化月間です。こまめな水分補給を行い、定期的に休憩を取りましょう。無理はせず、体調により参加中止の判断をしてください。

【例文】パンフレット・プログラム

イベント当日は暑くなることが予想されます。運営期間中は万全な救護体制を敷いておりますが、熱中症予防対策のため、こまめな水分・塩分補給をお願いいたします。

【例文】ホームページ

〇月〇日のイベント当日まで残りわずかとなりましたが、開催日は気温が非常に高くなることが予想されます。

イベントを楽しく過ごしていただくためにも、熱中症にならないよう、熱中症対策にご協力いただけますと幸いです。

熱中症対策ポスターやPOPの掲示

事前のお知らせだけでなく、熱中症対策ポスターやPOPの掲示も行いましょう。こまめな水分補給、休憩、涼しい服装、帽子や日傘を使用するなど参加者へ徹底的に周知させます。

暑さ指数(WBGT)の紹介をしても良いかもしれません。

 

イベント開催中の放送やスタッフの文言

お知らせの掲示だけでなく、イベント内の放送や、スタッフの呼びかけも重要です。こちらも例文を紹介します。

【例文】会場放送

本日は非常に気温が高くなっています。暑い環境で無理をせず、適度な休憩と水分補給に気を付けて熱中症対策を行いましょう。

休憩用のテントは〇〇の位置にございます。ぜひご活用ください。

【例文】スタッフの呼びかけ

本日は熱中症警戒アラートが発表されています。こまめな水分補給など、熱中症対策にご協力をお願いします。

 

室内イベントでの注意喚起

次に、室内イベントでの注意喚起についてご説明します。室内なら熱中症対策は不要でしょうか?

室内だからといって安心はできない

室内にいても熱中症になるリスクはあります。そのため、屋内イベントであっても熱中症対策を怠ってはいけません。参加者へは熱中症対策の周知を徹底させましょう。

【例文】会場放送

本日はイベントへのご参加誠にありがとうございます。本日〇月〇日は、熱中症警戒アラートが発表されております。室内にいるお客様も熱中症対策のご協力をお願いいたします。こまめな水分補給を心掛けましょう。

 

プールでの注意喚起

次にプールイベントでの注意喚起も紹介します。屋内イベントと同様、熱中症対策が怠りやすいため、注意が必要です。

水に浸かっていても熱中症の可能性はある

熱中症は体が熱くなることで発症するのではありません。体温調節ができなくなったときに、体に熱がこもってしまうため発症するのです。

プールでは水に浸かっているため暑さを感じにくいのですが、実はたくさんの汗をかいており、いつの間にか水分不足になって熱中症を発症する危険性があります。こちらも例文を2つ紹介します。

【例文】ホームページやチラシ

近年、熱中症を発症する人が増えております。プールを楽しんでご利用いただくために、熱中症対策にご協力ください。帽子を着用し、こまめな水分補給、休憩を取りましょう。体調が優れないときは参加をお控えください。

【例文】会場放送

本日はイベントのご参加誠にありがとうございます。本日の最高気温は〇度と非常に暑い予報となっております。帽子を着用していただき、こまめな水分補給を行いましょう。休憩用のテントは〇〇の位置にございますので、休憩も定期的に行いましょう。

→【2023年のキーワード予測⑫ 酷暑・熱中症警戒アラート】楽しく対策できるエアテントあります。

 

子どもが多いイベントでの呼びかけ

お子様向けや家族連れ向けのイベントを行う際は特に熱中症対策に気を付けましょう。子どもは汗をかく能力が未発達であることから、熱中症になるリスクも高く危険です。

大人のイベントより呼びかけの頻度を上げる

子どもが多いイベントを実施する場合は、通常のイベントよりも呼びかけの頻度を増やしてみましょう。より参加者の耳に入ってきやすく、熱中症対策についての意識も高まります。

わかりやすい言葉で呼びかける

熱中症対策に協力いただくためには、子どもにも伝わりやすい言葉で呼びかける必要があります。難しい言葉は使わず、「こまめに水分をとりましょう」など優しく繰り返しアナウンスをかけましょう。

 

イベントスタッフや関係者への注意喚起も忘れずに

イベントの運営スタッフや関係者も熱中症になるリスクが非常に高いです。なぜなら仕事中は自由に休憩できる時間が少なく、水分補給も忘れてしまうことが多いからです。熱中症にならないためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

事前の啓蒙教育を実施する

まずは熱中症に対する事前の教育が必要です。熱中症が起きてしまう原因、予防法、発症の疑いが出た際の対処法などを運営スタッフに指導します。

調チェックや休憩を必ず行う

事前に体調が優れないスタッフがいないか、体調チェックを行いましょう。また、イベント開催中はスタッフもこまめな休憩を行えるよう、スタッフの動きを把握しておきましょう。

 

設備面での対策も合わせて実施しよう

イベント当日は熱中症対策ができるアイテムを設置しましょう。ここでは熱中症対策におすすめなアイテムを2つ紹介します。

→夏におすすめ! 熱中症対策アイテムのご案内

 

気化熱作用のあるミストバルーン

イベント会場の入口に設置すれば入退場時にミストを浴びることができ、気化熱作用により熱中症対策にもなります。インパクトのあるバルーンを設置すれば長期滞在にもつながり、熱中症対策だけでない効果が期待できます。

ディノザウルスミストバルーン®

 

日陰を作るミストテント

ミストテントを休憩場所や待機列として設置するのはいかがでしょうか。直射日光を避けることができ、熱中症対策に効果絶大です。

テント設置の際は、時間帯によって異なる日差しの向きにも注意してください。側面もあるタイプのテントなら、時間帯に関係なく日陰を作ることができます。

→【熱中症対策】冷却ミストテント 海の仲間

 

適切な注意喚起を行い、安全に夏のイベントを実施しましょう!

近年増加傾向のある熱中症ですが、適切な呼びかけと対策を行えば防げる症状です。今回ご紹介した例文を参考にし、適切な呼びかけを行いましょう。

ワン・ステップではイベントアイテムを多数取りそろえており、熱中症対策におすすめなアイテムもご用意しております。ぜひお気軽にお問合せください。

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