「商業施設でARを活用したイベントを企画するには？」
ARやVRの活用は、子供達の興味や創造力を高め集客力アップを期待できるツールとして、近年注目を浴びています。
本記事では、ARとVRの違いや成功事例からわかる商業施設でARやVRを活用するポイントについて解説します。
また、ARやVRを駆使した魅力的な体験を演出できる新時代のアトラクションを紹介します。
目次
【AR・VR】の違いと新技術【MR】について
近年、新しいアトラクションとして注目を集めているARやVR、MRはそれぞれ異なる特性を持つ技術であり、商業施設で活用する方法も多岐にわたります。
来場者に新しい価値観と体験を提供できれば、他の商業施設と差別化でき集客力アップを高めることができるでしょう。
現実世界の情報をデジタルで拡張する【AR】
AR（Augmented Reality）拡張現実とは、現実の世界にデジタルコンテンツを重ね合わせる技術です。スマートフォンやタブレットでARアプリを利用し商品やサービスの詳細情報を表示したり、バーチャルキャラクターと会話したりすることが可能です。
簡単に導入しやすく、専用のアプリやソフトウェアを使用することですぐに利用でき、有名なアプリでは「ポケモンGO」などが挙げられます。
ARは現実世界との連携を重視し、参加者が周囲の環境を視覚的に体験できるという特徴があります。リアルな環境とデジタル情報が融合することでより豊かな体験が生まれるでしょう。
バーチャル世界を体験できる【VR】
VR（Virtual Reality）仮想現実とは、利用者を仮想空間に100%没入させる技術であり、専用のヘッドセットを装着することで現実世界から切り離し、仮想空間での体験を実現します。
スマートフォンを取り付けて使用するVRゴーグルは、機種代が安くアプリをインストールすれば簡単に利用でき、パソコンやゲーム機に接続するVRゴーグルは、高解像度のためより高い没入感が得られるといったメリットがあります。
一方で、スタンドアローン型のVRゴーグルは、高い解像度を維持したまま単体での利用ができるため、好きな場所で仮想空間を体験できます。
視覚や聴覚、場合によっては触覚までも体験できる機種も増えつつあり、まるで別世界にいるかのようなリアルな体験を楽しめるとして、ゲーム業界で人気のあるツールです。
ARとVRを組み合わせた【MR】
MR（Mixed Reality）複合現実とは、ARとVRの中間のような位置付けであり、現実世界と仮想世界を融合させた新しい技術です。
現実の世界にデジタルオブジェクトをリアルタイムで重ね合わせ、ユーザーがオブジェクトとインタラクトできる環境を作ることで、現実世界と仮想世界を分け隔てなく体験できます。
近年では、医療分野における手術のシミュレーションやトレーニング、不動産業界では設計した建物やインテリアを実際の環境に投影するなど、具体的なイメージを共有できるツールとして注目されています。
商業施設で【AR・VR】を活用するポイント
商業施設でARやVRを活用することで、参加者は新しい体験ができ、集客の向上や収益化に繋げることができるでしょう。
ARやVRを活用したイベント企画のポイントについて紹介します。
スマホでも簡単に参加できるイベントを企画する
参加者がスマートフォンを使い、指定された場所で特定のアイテムや情報を探すイベントを企画すれば、参加者は楽しみながらエリアを探索できます。
アプリやSNSを利用したヒントやタスクを準備することで、課題の難易度を和らげることができ、スマホやタブレットのレンタルを行えば、アプリをインストールしなくていいため、より参加しやすくなるでしょう。
憧れのスポーツ選手が身近に感じる体験イベント
AR技術を用いることで参加者が憧れの選手と仮想空間で対戦できるイベントを企画でき、フォトスポットコーナーを設ければ、参加者が憧れの選手と一緒に写真を撮影でき思い出に残るイベントになるでしょう。
また、ARを用いて憧れの選手が実際に行っているトレーニングメニューを体験できるコーナーや、選手による自己紹介やトレーニングのこだわり、試合の裏側など声や映像を通じてより選手を身近に感じることができるでしょう。
VRゴーグルを活用したシミュレーションゲーム
ワン・ステップでは、VRゴーグルとアトラクションを融合させたVR360シミュレーターを提供しており、新感覚のVR体験ができます。
機体の動きが連動することでダイナミックな映像や音、振動などリアリティあふれる仮想空間を体感できます。
モニター画面にはプレイヤーの見ている景色が映し出されているため、家族や友人達と楽しめるでしょう。
ARやVRを活用した体験型イベントの事例
近年では、ARやVRを活用したイベントを企画する商業施設なども増えています。
実際の事例を参考にすることで、集客力アップを期待できるのではないでしょうか。
スタンプラリーにAR技術を導入した「相模鉄道」
相模鉄道（神奈川県）では、専用のアプリをダウンロードせずQRコードを読み取るだけで気軽に参加できる期間限定の「春のそうにゃんARスタンプラリー」を開催しました。
スマートフォンの画面には相模鉄道のキャラクター「そうにゃん」が出現し、スタンプをすべて獲得できた参加者には、コンプリート賞をプレゼントするなど親近感とワクワク感を提供しました。
人気アニメ「鬼滅の刃」とコラボしたARアプリ
群馬県草津市の草津温泉や栃木県日光市の鬼怒川温泉では、期間限定で子供達に大人気の「鬼滅の刃」とコラボした温泉巡りの旅を開催しました。
参加者は鬼殺隊士としてキャラクターと一緒に温泉街の様々な場所を旅でき、専用のアプリを使用することで、スポットに合わせてキャラクター達の足音や声が聴こえてくるサウンドアトラクション型のイベントです。
温泉街には提灯やのぼり、ライトアップなどで装飾されており、「鬼滅の刃」の世界観を演出しました。
ARとVR両方が体験できる「VSPARK」
VSPARKは、株式会社バンダイナムコアミューズメントが運用するアクティビティ施設であり、ららぽーとやイオンモールといった商業施設に展開しています。
ARやVRとコラボした新感覚のスポーツ系アトラクションが満載であり、家族や友人達と対戦できます。
場所をとるようなスポーツアクティビティでもARやVRを活用することで、屋内で遊べるという魅力があります。
AR・VRを活用した新時代のアトラクション
ワン・ステップでは、ARやVR活用した五感を刺激する新感覚のアトラクションを豊富に取り扱っており、新商品も随時リリースしております。
ARやVRを活用したアトラクションを導入することで、集客力アップを期待できるでしょう。
新感覚のスポーツゲーム！ARスポーツシミュレーター
ARスポーツシミュレーターは、スクリーンに映し出されたフィールドにボールを投げたり蹴ったりできる新感覚の体験型スポーツゲームツールです。
スクリーンにボールが当たると、当たった場所を軸に映像の中でボールがさらに飛んでいくといった視覚効果があり、映像の中でゴールを決めたり的を倒したりできます。
アメリカンフットボールやサッカーといった人気のスポーツがあり、一つのスポーツにおいても数種類のコンテンツを用意しているため、様々なスポーツゲームを楽しめます。
商品ページ：ARスポーツシミュレーター
親子で楽しめる知育ツール！新感覚ツール！AR砂場
AR砂場は、搭載されたセンサーが砂の高低差を認識し、砂を高く盛ると緑色の山が出現、スコップで砂を深く掘り進めると青い海が出現するといった、映像が投影された砂で遊ぶという新しい知育ツールです。
4つのコンテンツがあり、コンパクトなサイズのため運営しやすいARツールです。
新感覚のツールであり、ショッピングセンターでのイベントではたくさんの親子に楽しんでいただきました。
商品ページ：AR砂場
五感を刺激する！VRスカイダイビング
VRスカイダイビングは、VRとエアーテント内に設置されたハーネスを融合させた新感覚のアトラクションです。
空中に浮いた状態で遊ぶため、本当にスカイダイビングをしているかのような体験ができ、住宅展示場で運営した際は、貴重な体験ができると子供達に人気がありました。
商品ページ：VRスカイダイビング
商業施設でARを活用したイベントを企画するには
ARやVRを活用する際は、スマートフォンから簡単にアクセスでき、参加者が没入できる環境を作ることで来場者に新しい体験を提供できるでしょう。
ワン・ステップでは、参加者が没入できるARやVRを活用したツールが豊富であり、商業施設にぴったりのイベント企画をサポートいたします。
ワン・ステップ公式SNSもご覧ください
