スポーツの日には、全国各地でさまざまなイベントが開催されます。
本記事では、スポーツイベントの企画例や地方自治体が主催するイベント事例を詳しく紹介します。
子どもから大人まで楽しめる充実したコンテンツを提供することで、スポーツの日をさらに盛り上げましょう。
目次
スポーツの日とは?いつ?体育の日との違いは?
スポーツの日は、スポーツの楽しみを広め、健康的なライフスタイルを推進するための祝日です。2022年からは毎年10月の第2月曜日に定められていて、この日には日本全国でさまざまなスポーツイベントが行われ、地域社会全体がスポーツを楽しむ機会となりました。
ちなみに、2024年今年は「10月14日」です。
この祝日は以前は「体育の日」として知られていました。2018年の法律改正により「スポーツの日」に改称。改正されてすぐのため、「体育の日」と聞いた方がしっくりくる人が多いはずです。
この変更は、スポーツの魅力や重要性を広く伝えることを目的としています。また、コミュニケーションの手段としてスポーツは活用されるようになり、現代人の認識にフィットするよう改変されたとされています。
「体育の日」は1964年の東京オリンピックを記念して設けられ、「スポーツの日」への改称により、スポーツの振興や健康づくり、人とのつながりに重点を置くことが強調されました。
スポーツの日に行われるスポーツイベントと目的と効果
スポーツの日に行われるスポーツイベントと目的と効果は、以下の3つです。
- 地方自治体主催のスポーツフェスタ
- プロスポーツチームによるイベント
- 商業施設での子ども向け集客イベント
以下にて、詳しく紹介していきます。
地方自治体主催のスポーツフェスタ
地方自治体が主催するスポーツフェスタがあります。これは、地域住民の健康維持と向上や地域社会の活性化、人々のスポーツへの関心を高めることを目的としています。地方自治体が主催するスポーツフェスタでは、公園や体育館などを会場にさまざま。
例えば、ウォーキング大会、ミニマラソン、サッカーなどの球技の試合などがあります。さらに、スポーツ用品の展示や体験ブースも設けられるイベントもあります。
地域住民の参加を通じて、健康意識が高まることが期待できます。地域の絆が深まり、コミュニティの一体感が増すでしょう。また、子どもからお年寄りまで、幅広い世代の方が一緒に楽しめるイベントとなり、彼らのスポーツへの関心が強くなるはずです。
プロスポーツチームによるイベント
プロのスポーツチームによるイベントが催されることがあります。これは、スポーツファンの増加や地域貢献活動の一環、子どもたちに夢と目標を与えることを目的としています。
プロスポーツチームが主催するイベントでは、選手との交流やサイン会、写真撮影会、体験ブースなどが行われることが多いです。例えば、野球選手であればバッティングの体験、サッカーチームならミニゲームやシュート練習などが提案されます。
中には、プロ選手による指導やトレーニングセッションもあり、参加者が直接プロの技術を学べる機会があります。
このように、ファンとの距離が縮まり、チームの支持力が上がることが期待できます。ファンや子どもたちにとってプロ選手と接することは大きなモチベーションとなり、スポーツへの関心がより高まります。
商業施設での子ども向け集客イベント
商業施設で、子ども向けのイベントを開催している店舗があります。商業施設への集客力向上、家族連れの顧客の獲得、子どもたちの健康促進とスポーツ体験の提供をするためです。
ショッピングモールや百貨店の特設会場で子ども向けのスポーツイベントが開催され、ミニサッカー、キッズダンス教室、ボルダリング体験、トランポリンなどのアクティビティが用意されます。
また、簡単な競技会や記録会、スポーツグッズのプレゼントなども行われ、子どもたちが楽しみながら参加できる内容となっています。
商業施設への来場者が増加すれば、売上向上に繋がります。また、家族連れの顧客が増えることで施設全体の活気が増し、子どもたちにとって楽しい体験を通じてスポーツへの関心が高まり、健康的なライフスタイルを促進することができます。
スポーツの日イベントの企画コンテンツ例
スポーツの日イベントの企画コンテンツには、以下の内容があります。
- スポーツ体験・ニュースポーツ体験
- スポーツ選手によるセミナー・教室
- かけっこ教室
- キックターゲットなどのゲーム
- キッズエリア
- スポーツチームやダンスチームのパフォーマンス
- トレーニング室・体育室・プールの無料開放
- 新体力テスト
- 運動会
以下にて、それぞれ詳しく紹介していきます。
スポーツ体験・ニュースポーツ体験
多種多様なスポーツを体験できるブースを設けているイベントがあります。そのため、スポーツを体験することができます。
また、ニュースポーツが普及し、こちらを楽しむ人が増えています。ニュースポーツとは、従来の競争を目的とするスポーツではなく、「気軽さ」や「自由さ」に重きを置いたスタイルです。勝敗よりも、楽しむことに注力します。例えば、ヘディスやソフトバレーボールがあります。
スポーツ選手によるセミナー・教室
プロスポーツ選手や元プロ選手が指導するセミナーやトレーニング教室が開催されることがあります。内容は、技術指導からメンタルケア、栄養管理まで幅広く対応します。
プロの指導やアドバイスを直接受けることで、スポーツに対する理解と技術向上を図れます。また、子どもたちに夢と目標を与えるきっかけにもなることが期待できます。
かけっこ教室
かけっこ教室は、簡単にいいますと、子どもたちが速く走るための技術やコツを学ぶ教室です。専門のコーチがスタートの仕方やフォーム、スピードの出し方を指導します。
子どもたちが楽しく運動能力を向上させること、走ることに自信を持たせることを目的としています。
足が遅い人や運動が苦手な方でも歓迎です。関心がありましたら、ぜひ参加することおすすめします。
キックターゲットなどのゲーム
サッカーボールを蹴って的に当てるキックターゲットや、バスケットボールのフリースローなどのゲームを設置します。
楽しく参加できるアクティビティを提供し、子どもから大人まで楽しめるコンテンツです。
キッズエリア
小さな子どもたちが安全に遊べる専用エリアを設けます。ミニトランポリン、ボールプール、気軽に楽しめる運動器具などを設置します。
小さな子どもたちの運動能力を向上させ、保護者が安心して子どもを遊ばせることができるメリットがあります。
スポーツチームやダンスチームのパフォーマンス
地元のスポーツチームやダンスチームによるパフォーマンスを披露。チアリーディングやダンス、アクロバットなど多くの演目があります。
観客を楽しませ、地元チームの活動を紹介すれば、地元のチームや団体の認知度向上や観客の関心を引き付ける効果が期待できます。
トレーニング室・体育室・プールの無料開放
地域の体育施設やプールを無料で提供し、誰でも自由に利用できるようにします。トレーニング機器や運動器具を利用した自主トレーニングも可能です。
地域住民に運動の場を提示し、健康増進になれば、住民の健康意識の向上が期待できます。
新体力テスト
参加者が自分の体力を測定できる体力テストを実施します。握力測定、反復横跳び、立ち幅跳びなどが含まれます。また、学生の方であれば、体育の授業で行われるはずです。
参加者に自身の体力レベルを知ってもらい、体力向上の目標設定をサポートします。
運動会
地域の中では、住民が参加できる運動会が開催されます。例えば、リレー競走、大玉転がし、玉入れなどの競技を実施。地域住民同士の交流を促し、スポーツの楽しさをシェアできます。
地域の絆が深まること、運動への興味と関心が高まることが期待され、これらの企画内容を通じて、スポーツの日を楽しく充実したものにすることができます。
スポーツの日イベントの開催事例
スポーツフェスタ 2023 in 国営昭和記念公園
スポーツフェスタ 2023 in 国営昭和記念公園が、昨年開催されました。立川アスレティックFC ドリブル対決!、ウォーキング・フットボール体験、ボルダリング体験など、数多くの種目が提供。
多くの世代の方が集まり、交流が促進されたイベントだった印象があります。人々へのスポーツへの関心や健康意識が高まったイベントになった可能性があります。
よこすかスポーツフェスタ
よこすかスポーツフェスタは、2023年に実施される予定でした。しかし、悪天候により中止されたようです。
開催された場合、体力測定や体育施設を無料提供などを行う予定でした。
スポーツの日事業・宝塚市民大運動会
宝塚市大使として「吉本新喜劇GM」の間寛平さんが、なんと参加しました。有名な方が参加したため、非常に活気のあるイベントだったと思われます。
綱引きやかけっこ、宝塚市スポーツ協会アピールリレー、市民対抗リレー、大玉ころがし、玉入れが実施されました。
スポーツの日イベントを企画運営する際の注意事項
スポーツの日イベントを企画運営する際の注意することは以下の通りです。
- 天候に注意
- 暑さに注意
- 安全に注意
天候に注意
屋外イベントは天候の影響を強く受けます。特に雨や強風、雷のリスクに備えることが重要です。イベントの前日に天気予報をチェックし、悪天候の場合の対策を考えておきます。
また、雨の場合に備えて、屋内会場の確保やイベントの一部を中止・延期するための計画を立てておきましょう。参加者への通知方法の準備:急な天候変化に対応できるよう、参加者への連絡手段を容易にし、変更や中止の情報をスムーズに伝えます。
暑さに注意
スポーツの日は10月ですが、地域によってはまだ暑さが残るところがあります。特に子どもや高齢者が参加する場合、暑さ対策は重要です。
例えば、会場に給水ポイントを設置し、参加者がいつでも水分を摂取しやすいようにします。スタッフが定期的に水分補給を促すアナウンスを行いましょう。
その他、テントやパラソルを設置して休憩できる日陰のスペースの確保、応急処置キットや医療スタッフを配備し、万が一の場合には迅速に対応できるようにしておきます。
安全に注意
多くの人が集まるイベントでは、さまざまな安全リスクがあります。怪我や事故を防ぐための対策が必要です。
事前に会場を点検し、危険な場所を把握しておき対策しておきます。また、必要に応じてマットや標識を設置します。その他、適切な人数のスタッフを完備させ、参加者の誘導や安全管理を徹底します。
スポーツイベントにおすすめのアイテム
スポーツイベントにおすすめのアイテムを、以下にて紹介します。
アーチェリーシュート
アーチェリーシュート |
アーチェリーシュートは、エアーで浮かぶボールをアーチェリーで狙って撃ち落とすゲームです。難易度は距離を調整することで変えられるため、大人でも楽しむことができます。
本格的なアーチェリー用の弓矢を使用できます。また、スタッフや保護者のサポートのもと、遊べるおもちゃの弓矢も用意しています。
ミニボルダリングゲーム
ミニボルダリングゲーム |
ミニボルタリングゲームは、左右別々に登ることができます、そのため、2人での競争も可能です。
白い山型の部分に「ここにタッチ!」「GOAL!!」と書かれたPOPを貼って、遊ぶことをおすすめします。ゴール位置を明確にするためのもので、設置は必須です。
キックザシューター
キックザシューター |
高得点を目指してチャレンジできる、キックザシューター。得点が記載された的を狙って、力いっぱいシュートを打てます。また、的が崩れると、その分の得点が加算されます。
誰が一番多くの得点を獲得できるかを競い合いながら楽しむことができ、競争しなくても十分に楽しめるシンプルで楽しいゲームです。
忍者ジャンプver.17
忍者ジャンプver.17 |
忍者ジャンプは、障害物のあるコースを進むアスレチック型のエア遊具で、全国のイベントで広く利用されている人気の遊具です。
この「忍者ジャンプVER.17」は、棒状の障害物やトンネルをクリアしながら進み、最後にスライダーを目指します。ユニークな人型の入口が特徴で、子どもたちに大変人気があります。
ノンアイスカーリング
ノンアイスカーリング |
ノンアイスカーリングは、氷のような質感を持つパネルを用いて楽しむアクティビティです。
季節を問わずに手軽にウィンタースポーツを体験することができます。地面が平らで傾斜のない場所で利用できます。ストーンは底面が滑りやすい設計となっていて、小さなお子さんでも安心してカーリングを楽しむことができます。
基本的な遊び方は、2チームが対戦し、各チームのメンバーがそれぞれ2回ずつストーンを投げ、赤い丸の中心を目指します。両チームの選手が全員投げ終わった後で、ティーに最も近いストーンを投げたチームが得点を獲得。
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