ショッピングセンターやモールでは、季節ごとのイベントを上手に活用することで、来場者の満足度向上や滞在時間の延長、売上アップにつなげることが可能です。
特にファミリー層や地域住民に親しまれるイベントは、施設の印象を強くし、リピーター獲得にも大きく貢献します。
この記事では、1月〜12月までの年間を通して活用できるイベント企画を、月ごとにご紹介します。
体験型コンテンツやフォトジェニックな装飾、地域との連携を含めた、今すぐ実践できる具体的なアイデアが満載です。
四季の移り変わりを楽しみながら、施設全体を盛り上げるヒントとして、ぜひご活用ください。
1月〜3月:新年・節分・ひなまつり
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まずは、年の最初の月1月~3月の企画アイデアを紹介します。
1月:お正月イベント
新年の幕開けには、「鏡開き体験」や「書き初め体験コーナー」といった、日本文化を感じられる体験型イベントが効果的です。
特に親子連れに人気があり、教育的価値も高いため満足度の高い企画になります。
加えて、縁起物(干支の置物やだるまなど)のプレゼント配布も、福袋や初売りの流れと相まって喜ばれるポイントのひとつです。
さらに注目は、「巨大バルーンおみくじ抽選会」。
巨大なバルーンの中から来場者がくじを引くアトラクションで、新年の運試しを楽しみながら参加できます。
特典を施設内のテナント割引券やお菓子にすることで、回遊促進にもつながるでしょう。
2月:バレンタイン・ホワイトデー
2月は「愛」と「感謝」がテーマ。
手作りをテーマにした「チョコスイーツワークショップ」では、子どもも大人も楽しめるイベントに。
親子での参加やカップル向けにもおすすめで、出来上がったスイーツをそのままギフトにできるのが魅力です。
装飾面では、「ハート型バルーンで作るフォトスポット」が人気。
インスタ映えを意識したエリアを設ければ、SNSへの投稿も期待でき、自然な拡散効果が見込めます。
また、抽選参加型のラブくじを実施し、一定金額以上の購入でくじに参加できる仕組みにすれば、館内消費の促進にもつながります。
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参考:https://onestep-miyazaki.com/40750/
特におすすめなのが、スイーツキッズコンボ。
側面はメッシュ仕様になっているため、保護者の方が外からお子さまの様子をしっかり見守れる安心設計です。
また、明るくカラフルなデザインで、キッズエリアの目を引くアクセントにもなります。
3月:ひなまつり・春イベント
3月は「ひなまつり」や「春の訪れ」をテーマに、華やかな空間演出と親子向けの体験イベントが効果的です。
例えば、館内に花いっぱいの「フラワープレイパーク」を設け、春色のバルーン装飾で一足早い春の訪れを感じさせましょう。
また、ひなまつりにちなんだ「ひな人形ぬりえ体験」は、親子で楽しめる定番企画。
完成したぬりえを持ち帰れるだけでなく、展示スペースを設けてモール内で作品展を開くと、来館者とのコミュニケーションの場にもなります。
4月〜6月:入園入学・GW・梅雨対策
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次は、4~6月の企画アイデアを紹介します。
4月:入園入学・新生活応援イベント
春は新たなスタートの季節。入園・入学を迎える子どもたちやその家族を祝う「新生活応援イベント」は、多くの来場者に喜ばれるテーマです。
たとえば、「名前入りグッズ制作コーナー」は、オリジナルのキーホルダーやバッグタグなどをその場で作れる体験型企画として人気があります。
世界にひとつだけの記念品ができるとあって、親子の思い出作りにもぴったりです。
また、「入学祝い抽選会」もおすすめ。館内で一定額以上の買い物をすると参加できる形式にすれば、自然と購買促進にもつながるでしょう。
景品には文房具セットや図書カードなど、実用的かつ記念に残るアイテムを用意することで、満足度もアップするはずです。
5月:ゴールデンウィークイベント
5月の目玉はなんといってもゴールデンウィーク。
長期休暇に合わせて、ファミリー層をターゲットにした大規模な企画が効果的です。
特に「キッズパーク」や「エア遊具」の導入は、子どもたちの長時間滞在を促すのに最適。
天候に左右されにくい屋内設置型を選べば、安心して運営できます。
また、GW中は家族がそろう貴重な機会。施設内に「家族写真撮影ブース」を設け、プロのカメラマンによる記念撮影を実施する企画も人気です。
撮影データをプレゼントしたり、オリジナルフォトフレーム付きで提供したりすることで、参加者の満足度も高まります。
さらに、「参加型の工作体験」も親子連れの来場者には大好評。季節の花を使ったリース作りや、こいのぼりモチーフのクラフトなど、思い出に残る制作体験が可能です。
6月:梅雨対策・室内イベントの強化
雨の多い6月は、屋外での集客が難しくなる季節。
だからこそ、館内イベントで来館者を飽きさせない工夫が必要です。
おすすめは、「雨でも遊べるミニプレイパーク」の設置。
滑り台やボールプールなどを含んだ小型エア遊具や、安全に配慮したプレイスペースを設けることで、子ども連れのファミリーに安心して楽しんでもらえます。
また、梅雨の季節にぴったりのモチーフを活かした企画も好評です。
「カエル」や「てるてる坊主」をテーマにしたワークショップや装飾は、季節感を演出すると同時に、子どもたちの創造力を刺激します。
さらに、館内をめぐる「スタンプラリー」は、雨でも楽しめる“屋内回遊”を促進する仕組みとして効果的です。
施設内の複数ポイントを巡ることで、自然とテナントへの導線ができ、売上にも貢献します。
7月〜9月:夏祭り・防災・自由研究
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7~9月の企画アイデアを紹介します。
7月:七夕イベント
7月は日本の伝統行事・七夕をテーマにした装飾や参加型イベントが効果的です。
施設内に「短冊に願いを書いて飾れるエリア」を設けることで、来場者が参加しやすくなり、館内の雰囲気も華やかになります。
装飾には笹や星、天の川をモチーフにしたバルーンやライトアップを使用することで、写真映えする空間に。
SNS投稿を促す施策と組み合わせれば、自然な拡散効果も期待できます。
ファミリーやカップル、外国人観光客にも好まれる季節感あふれるイベントです。
8月:夏休み・ファミリー層重視イベント
8月は子どもたちの夏休み本番。
とにかく“家族で楽しめる仕掛け”が重要です。
目玉企画としておすすめなのが、巨大バルーン抽選機を使った「夏の大抽選会」。
見た目のインパクトとワクワク感で、子どもだけでなく大人も楽しめる人気コンテンツです。
施設内での一定金額以上の買い物で参加できる形式にすれば、購買促進にもつながります。
また、館内を回って答えを集める「クイズラリー」や、射的・ヨーヨー釣りなどが楽しめる「縁日体験」も、夏祭りの雰囲気を盛り上げます。
装飾やBGMで夏らしい空間を演出すれば、来場者の滞在時間も自然と延びるでしょう。
さらに、暑さ対策を兼ねた「涼感演出×水鉄砲広場」のような屋外イベントもおすすめ。
ミストや風船を活用し、びしょ濡れになって遊べるスペースを設ければ、親子連れに大好評。
安全管理を徹底したうえで、夏ならではの思い出づくりを提供しましょう。
9月:防災月間イベント
9月は「防災月間」として、社会的にも防災への関心が高まる時期。
ショッピングモールで実施する防災イベントは、地域貢献としての意義も大きく、家族で参加できる「学び×体験」型企画が好まれます。
特に注目したいのが、「避難体験VR」や「地震・煙の疑似体験」といったリアルな防災体験コンテンツです。
最新技術を取り入れることで子どもたちの関心を引き、学びにもつながります。
また、「防災グッズ展示」や「備蓄品の試食体験」など、実用的な情報を楽しく伝える仕掛けも効果的です。
家族で協力しながら答える「防災クイズラリー」や、スタンプラリー形式での展示巡りなど、参加者の行動を促す企画にすることで館内回遊も活性化するでしょう。
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参考:https://onestep-miyazaki.com/46136/?srsltid=AfmBOoqYmvPsgcO0bbr0I88iECvVAy4yVM6L8rhtKKSi6PGx5zP1wFBo
消火器訓練ゲームは、消火器型の装置を使って、浮かんでいるボールを狙い撃つホバーボールゲームです。
投げて遊べるボールも付属しており、小さなお子さまでも安心して楽しめます。
教育的要素が強いイベントながらも、楽しみながら参加できる工夫を凝らすことで、来場者の満足度と信頼度が高まるはずです。
10月〜12月:ハロウィン・クリスマス・年末
10月:ハロウィンイベント
年々注目度が増しているハロウィンは、子どもから大人まで楽しめる多彩な企画で賑わいを生み出せます。
施設内にはかぼちゃやおばけの装飾を施し、仮装来場者向けの特典やフォトスポットを設けると、SNSでの拡散効果も狙えます。
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参考:https://onestep-miyazaki.com/42546/
なかでも目玉企画としておすすめなのが、「人間クレーンゲーム ハロウィンver」。
専用のハーネスを装着して人間がクレーンとなり、お菓子やぬいぐるみなどのアイテムをゲットするこの体験型アトラクションは、イベント感満載で子どもたちに大人気です。
安全性も高く、記憶に残るユニークな企画として話題性も抜群。
館内回遊を促進するスタンプラリーや、お菓子プレゼント企画と組み合わせれば、さらに集客効果が高まります。
11月:勤労感謝・秋祭り企画
11月は「勤労感謝の日」や「秋の収穫」をテーマに、家族で参加できる体験型イベントがぴったりです。
たとえば、「野菜収穫体験ゲーム」は、疑似的に畑の中から野菜を収穫するアトラクションで、子どもにも大人にも人気の企画。
収穫した野菜の模型を景品と交換できる仕組みにすれば、楽しみながら自然と回遊・購買につながります。
また、ブラックフライデーセールと連動させたイベント企画も効果的。
館内全体で掘り出し物感を演出し、抽選会やタイムセールと連動させることで、購買意欲を高められます。
さらに、地元の飲食店や生産者とコラボした地域活性イベントもこの時期におすすめ。
フードマルシェや地産地消フェアなど、地域と来場者のつながりを生む取り組みが、施設のブランド力を高めてくれます。
12月:クリスマスイベント
12月は一年の集大成として、最も華やかで演出力が求められる時期。
施設の中心には「光るバルーンツリー」を設置し、写真映えする幻想的な空間を演出しましょう。
LED内蔵バルーンを使ったツリーは珍しく、フォトスポットとして高い人気を集めます。
「サンタクロースとの写真撮影会」は、子ども連れのファミリーに大人気の定番企画。
一定額以上の購入で写真撮影参加チケットを配布する形式にすれば、集客と売上を両立できます。
合わせて開催するプレゼント抽選会では、館内テナントの商品やギフト券を景品とすることで、商業施設全体の売上アップに貢献してくれるでしょう。
【アイテム紹介】話題性抜群!巨大バルーン抽選機の魅力
話題性抜群の「巨大バルーン抽選機」は、季節やイベントを問わず幅広く活用できる注目アイテムです。
巨大な透明バルーンの中で抽選球が舞う演出は、視覚的インパクトも抜群で、年齢問わず誰でも気軽に参加できるのが特長。
子どもから大人まで楽しめるため、家族連れの集客にも効果的です。
さらに、抽選内容は季節に合わせて自由にカスタマイズ可能。
夏はうちわや冷感グッズ、冬はブランケットやお菓子など、来場者の興味を引く景品演出ができます。
株式会社ワン・ステップでは、年間提案資料をもとにした複数パターンの演出提案も可能なため、1年を通してイベントに活用できる使い勝手のよい万能抽選アイテムとして高く評価されています。
イベント感を演出しながら、自然に人を集める仕掛けとして、ぜひ導入を検討してみてください。
まとめ
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年間を通じたイベント企画は、ただの集客手段ではなく、来場者に「また来たい」と思ってもらえる体験価値の提供そのものです。
新年のお祝いから始まり、春の入学応援、夏のファミリーイベント、秋の地域連携、そしてクリスマスや年末の華やかな演出まで、季節ごとに多様なテーマとアプローチがあります。
特に、体験型イベントや親子で楽しめるワークショップ、SNS映えする装飾や仕掛けを組み合わせることで、来館者の感動や記憶に残る場面を演出できます。
また、「巨大バルーン抽選機」など年間を通して使えるアイテムを取り入れることで、運営効率と話題性の両立も可能です。
施設の特性や地域性を活かしながら、ぜひこれらの企画を参考に、魅力あふれるショッピングモール運営を実現してください。