9月は季節の変わり目で過ごしやすく、さまざまな記念日があることから、イベントの企画・開催に最適な月です。
「敬老の日」や「防災の日」など家族や地域の絆を深める行事が多く、教育的なテーマとも組み合わせやすいのが特徴です。
また、秋らしい穏やかな気候により、屋外イベントや体験型アクティビティにも適しています。
この記事では、9月の注目記念日とその活用方法、さらにイベントを成功させるための企画・運営のステップや工夫を分かりやすく紹介します。
記念日9月の魅力と活用ポイント
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9月は季節の変わり目であり、多くの記念日がある魅力的な月です。
敬老の日(第3月曜日)や防災の日(9月1日)、十五夜(中秋の名月)など、家族や地域との絆を深める機会が多く、イベントやキャンペーンにも活かしやすい時期です。
特に敬老の日には、高齢者とのふれあいや感謝を伝える催しが喜ばれます。
また、秋の始まりを感じさせる気候のため、屋外でのイベントや体験型企画にも適しています。
記念日を活用する際は、ターゲットに合わせたテーマ設定が大切です。
たとえば、防災の日には防災グッズの紹介や体験型訓練、十五夜には月見団子づくり体験など、学びと楽しさを組み合わせることで、より印象に残るイベントになるはずです。
日付別|9月の記念日をピックアップ
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9月の記念日をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
9月4日(木):くじらの日
「く(9)じ(4)ら」の語呂合わせから生まれた記念日です。
海に関連したコンテンツや、海の生き物にちなんだワークショップに活用できます。
たとえば、くじらや海の動物をテーマにしたぬりえコーナーや、クイズ大会などを企画すると、子どもたちに海洋知識を楽しく学んでもらえる機会になります。
9月5日(金):国民栄誉賞の日
1977年にプロ野球選手の王貞治さんが初めて国民栄誉賞を受賞したことから、この日が記念日とされています。
イベントでは、「ありがとうを伝える日」として、身近な人への感謝を形にする企画を実施してみてはいかがでしょうか。
例えば「ありがとうカードづくり」や「家族に感謝を伝えるメッセージボード」など、親子参加型のワークショップがおすすめです。
9月6日(土):まがたまの日
古代日本の装飾品「まがたま」にちなんだ記念日で、伝統文化に触れるきっかけになります。
粘土や紙粘土を使った「まがたまづくり体験」は、子どもでも楽しめるワークショップです。
色とりどりのビーズや紐を使ってオリジナルのアクセサリーに仕上げると、世界にひとつだけの作品になります。
日本の歴史や文化にふれる教育的な要素も取り入れられます。
9月9日(火):救急の日
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参考:https://onestep-miyazaki.com/45050/
「救急の日」は、防災や応急処置への関心を高める日として知られています。
この日におすすめなのが、「消火器訓練ゲーム+忍者ジャンプ ファイヤートラックver.」の組み合わせです。
消火器訓練ゲームは、的を狙って水消火器で消火する体験型ゲームで、遊びながら正しい消火方法が学べる人気コンテンツです。
そして、消防車型のエアー遊具「忍者ジャンプ」は、ふわふわの中で元気に跳ねて遊べるので、幼児から小学生まで大人気。
2つを並べて展開すれば、学びと遊びが融合したコーナーになり、家族連れの注目を集めます。
9月12日(金):宇宙の日
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参考:https://onestep-miyazaki.com/2675/
日本人宇宙飛行士・毛利衛さんがスペースシャトルに乗った日にちなみ、宇宙や科学への興味を育てる目的で制定されました。
この日は、「スペースジャイロ」のような体験型アトラクションがぴったりです。
ぐるぐる回転しながら無重力気分が味わえるこの遊具は、子どもだけでなく大人も夢中になるインパクト抜群のコンテンツです。
宇宙や星空に関する展示、クイズコーナー、プラネタリウム風の演出を加えると、より深い学びと感動のあるイベントになります。
9月14日(日):コスモスの日
「コスモスの日」は、恋人同士や大切な人にコスモスの花を贈る日とされています。
秋に咲く可憐なコスモスは、優しさや思いやりの象徴でもあり、イベントでは「感謝」や「絆」をテーマにしたコーナーづくりにぴったりです。
たとえば、親子で一緒に楽しめる「コスモスの花づくりワークショップ」や、「ありがとうカード作成コーナー」などが人気を集めます。
また、会場の装飾にもコスモスを取り入れると、写真映えするスポットになり、SNSでの拡散も期待できます。
造花やペーパーフラワーで簡単に装飾できるので、低コストで演出効果を高められます。
9月14日(日):食いしん坊の日
「く(9)い(1)し(4)んぼう」の語呂合わせから誕生したこの日は、「食」にまつわるイベントにぴったりです。
地域の食材を使った屋台やキッチンカーを集めたり、子ども向けの「ミニクッキング体験」や「おやつデコレーション体験」を開催するのもおすすめです。
また、スタンプラリー形式で「食」を楽しむ仕掛けを作ると、会場全体を回遊してもらえる効果もあります。
「〇〇を食べてスタンプを集めよう!」などの企画は、家族連れにも喜ばれ、食育にもつながります。
9月20日(土):空の日
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参考:https://onestep-miyazaki.com/2658/
山田猪三郎が開発した山田式飛行船が、東京上空一周飛行に成功したことに由来するのが、「空の日」です。
空をテーマとした体験型アトラクションとしてインパクト抜群なのが「逆バンジー」。
参加者が地面から一気に空中へ飛び上がるこのアトラクションは、イベントの目玉として集客効果がとても高いです。
逆バンジーはスリル満点ながらも安全に設計されており、中高生や大人にも人気があります。
特に、他にない体験を提供したいイベントや学園祭では、「非日常感」を演出できる強力なコンテンツになります。
観覧スペースを確保しておけば、見ているだけでも盛り上がり、イベント全体の活気にもつながります。
事前予約制や参加条件(身長・体重など)を明確にしておくと、運営もスムーズです。
また、「○回挑戦で記念バッジプレゼント」などの特典をつけることで、リピーターやチャレンジ精神を促す仕掛けも可能です。
9月28日(日):パソコンの日
1979年、日本で初めて「パーソナルコンピュータ」が一般向けに発売されたことに由来するのが「パソコンの日」です。
この日は、デジタル技術やタイピング、プログラミングに関心を持ってもらう機会として活用できます。
イベントでは、子ども向けの「タイピングゲーム体験」や「プログラミングおえかき体験」などを用意すると、遊び感覚でITスキルにふれられる良いきっかけになります。
親子で参加できるクイズや、昔のパソコンの展示なども加えれば、世代を超えて楽しめる内容になります。
9月29日(月)招き猫の日
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参考:https://onestep-miyazaki.com/13400/
「福を呼ぶ日」としても知られるこの日は、「招き猫」や「お金」に関する縁起の良いイベントと相性が抜群です。
おすすめは、巨大な招き猫のエアー遊具「ビックフェイスバウンス 招き猫」。
このインパクト抜群のバウンス遊具は、会場のシンボルとして視認性も高く、写真映えもするため、SNS拡散も期待できます。
安全に跳ねて遊べる設計なので、小さな子どもにも安心。
招き猫にちなんで、福引きや運だめしコーナーと組み合わせれば、さらに楽しい空間を演出できます。
9月29日(月):洋菓子の日
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参考:https://onestep-miyazaki.com/40750/
同じく9月29日は、「甘いものの日」として「スイーツイベント」にもぴったりです。
子どもたちの夢を形にした可愛いアトラクション「スイーツキッズコンボ」は、見た目もキュートで人気急上昇中。
ケーキやキャンディの世界をモチーフにしたふわふわ遊具で、スライダーやトンネルなどさまざまな遊びが楽しめます。
スイーツにちなんだワークショップ(お菓子のラッピング体験や紙粘土ケーキづくり)などを一緒に企画すれば、より充実したコーナーに。
親子で参加できる内容にすれば、家族の笑顔があふれるイベントになること間違いなしです。
イベント成功のための実施手順
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イベントを成功させるには、しっかりと準備をして、順を追って進めることが大切です。
ここでは、企画の立て方から当日の運営、そして費用をうまく活かすポイントまで、わかりやすく紹介します。
企画立案~告知までの流れ
まずは、「誰に楽しんでもらいたいのか」をはっきりさせましょう。
家族連れ、小学生、シニア世代など、対象を決めると、内容や会場の広さ、準備するものも決めやすくなります。
次に、季節の記念日をうまく活用するのもポイントです。
たとえば9月なら「敬老の日」や「十五夜」など、その時期に合ったテーマを選ぶと、自然に興味を持ってもらいやすくなります。
記念日とイベントの内容がつながると、参加する人にとっても楽しく、思い出に残りやすくなるでしょう。
また、イベントのイメージを決める「コンセプト(テーマ)」を考えましょう。
たとえば「家族で楽しむ秋まつり」や「子どもと学ぶ防災の日」など、目的が伝わりやすい名前がおすすめです。
テーマが決まったら、必要なアイテムをリストにします。
ワークショップ用の道具や飾り、案内の看板、景品などを早めに準備しましょう。
予算が少ないときは、手作りしたり、地域の団体やお店から借りたりするのもひとつの方法です。
イベントを知ってもらうためには、いろいろな方法で情報を発信しましょう。
チラシやポスター、SNS(InstagramやLINEなど)を使って、お子さんのいる家庭や地域の人たちに知らせるのがおすすめです。
また、当日の動きも事前にしっかり決めておきましょう。
受付、案内、ワークショップの進行、トラブル時の対応など、スタッフの役割を分けておくと安心です。
タイムスケジュールやマニュアルを作って全員で共有しておくと、当日スムーズに進みます。
費用対効果を高めるコツ
限られた予算でも、工夫すれば効果的なイベントになります。
たとえば、地域のお店と協力して、お店でイベントのチラシを置いてもらい、そのかわりに来場者にお得なクーポンを渡すなど、お互いにメリットのある関係を作る「クロスプロモーション」もおすすめです。
また、「体験とグッズ販売」を組み合わせるのも良いアイデアです。
たとえば、スライム作り体験をしてもらい、そのあとに材料キットを販売すれば、参加した人が家でも楽しめます。
こうした組み合わせは、体験の満足度も上がり、イベントの収益にもつながります。
まとめ
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9月は、季節感とテーマ性を取り入れたイベントを展開するのにぴったりな月です。
「コスモスの日」や「パソコンの日」など、幅広い記念日を活用することで、参加者の興味を引きやすく、体験型・学び型・遊び型のすべてを組み合わせた多彩な企画が実現できます。
また、スイーツコンボや逆バンジーなどインパクトあるアトラクションを取り入れることで、集客力やSNS映え効果もアップするでしょう。
イベントを成功させるためには、誰をターゲットにするのかを明確にし、テーマに沿った内容を計画的に進めることが大切です。
さらに、クロスプロモーションや体験と販売を組み合わせた工夫を取り入れることで、費用対効果も高めることができます。
記念日をうまく活用し、参加者の笑顔があふれる楽しいイベントをぜひ企画してみてください。