忙しい毎日を過ごしていたら、あっという間に季節が移り変わり、気付くと訪れているのがお正月です。暑い夏が段々と落ち着きを見せ始めると、新年の準備が気になり始める時期ですね。既に「初売りセール」の企画や手配に追われている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、改めて「初売りセール」について振り返りながら、盛り上がりを一層高め、集客を確実なものにする「お正月バルーン遊具」の魅力をご提案します。セールを成功に導く仕掛けについて、効果的な戦略を立てていきましょう。
年始のお祭り「初売りセール」とは?その内容を改めて振り返ろう
年始の恒例行事として親しまれているイベントといえば「初売りセール」です。新年を迎えると同時にスタートするセールは、特別な割引や限定商品が並び、買い物客にとっても楽しみな予定といえます。そんな初売りセールは、一体どんなきっかけで誕生したのでしょうか。
「初売り」とは
「初売り」とは、新しい年の1番最初に行われる特別なセールを指します。年始の風物詩として、多くの人々に親しまれていますが、いつものセールより特別な気持ちになれるのは、新年のお祝いムードが溢れていることが要因のひとつだといえます。
初売りの歴史
初売りの歴史は、なんと戦国時代にまで遡ることができます。全国的な知名度を持つ宮城県の「仙台初売り」がそれにあたり、天正12年に伊達政宗の父・輝宗が伊達家の正月御儀式次第について記した「正月仕置之事」に「二日 かいそめ(買い初め)にて町へ代物五十指越米塩アメオコシ米買い候」という記述が見られます。
江戸時代、明治時代と時代に合わせて初売りはますます発展しました。商人たちは新年を祝うために新鮮さが売りの「新年の初荷」と銘打った商品を販売し、縁起を担ぐ意味合いも込められていたことも手伝って、数万人規模での集客が発生するようになっていきました。
昭和から平成にかけて、全国的にデパートをはじめとした大型商業施設が普及すると、初売りは年始の一大イベントとして位置付けられるようになります。大幅な割引商品はもちろんのこと「福袋」が目玉となり、バブル景気や消費の発展でさらに盛況となり、1年の中でも最も重要な商品販売イベントとして、現在にまで至っています。
初売りが人気となった理由
初売りが人気となったのは、「年始」という誰もが特別さを感じるタイミングで行われることが大きな理由といえます。新年のスタートを祝いながら気持ち新たに買い物を楽しむ機会とピッタリ重なっているためです。
商品そのものにも強い「お得感」を持たせることで、消費者にとって見逃せないイベントになっていることも理由のひとつです。割引に福袋、さらには眠っていた貴重で希少性が高い商品まで並ぶことがあり、近年では単に「安い」以上の価値が生じることもあるようです。
さらに、企業や店舗にとっても新年最初の大きなビジネスチャンスです。特に、驚きや期待感を提供することができ、初売りの目玉企画といえる福袋は、普段よりも多くの商品を購入してもらえるメリットもあり、売上アップに直結させることができます。
初売りはいつからいつまで行われるのが一般的?
初売りがいつからいつまで行われるかについては、店舗や地域によって微妙に異なっています。それでは、一般的にはどの期間で開催されていることが多いのでしょうか。
初売りの一般的な平均開催期間はいつからいつまで?
初売りは一般的に、1月1日または2日から始まることがほとんどです。特にデパートやショッピングモールなどの大型商業施設では1月2日が初売りのスタートとされているところが多く、元旦はその準備に追われて毎年仕事…という方も多いかもしれません。
過去には元旦は休みというお店が多かったものの、現在では元旦に営業開始する店も多く、中には大晦日からお買い物の戦闘モードが漂っているお店もあります。セール期間は通常1週間ほど続き、店舗によっては1月中旬まで延長されることもあるようです。
初売りが終わってもセール商品が残っていることも
初売り期間中に人気商品が売り切れていく一方、全商品がなくなるわけではありません。在庫が多い商品や売れ残り商品などの掘り出しモノを求めて、1月中は初売り期間終了後であっても客足が伸びる可能性があります。販売チャンスを逃さない雰囲気作りを徹底しましょう。
初売りムードの持続方法
初売り機関の終了後も、売上を伸ばすための注目度を維持するには、店内の装飾をはじめとした目を惹く施策も大きな強みとなります。段階的な割引や追加セールなどと組み合わせ、購買意欲を高めていきましょう。
初売りが行われる会場はどこが多い?
「初売り」というと、どんな場所を思い浮かべるでしょうか。百貨店やショッピングモールなど、大規模な商業施設がイメージに浮かびがちですが、実際の初売り会場は多種多様です。それぞれの会場と初売りの相性について深堀していきましょう。
アウトレットでの初売り
様々なブランドのショップが集まるアウトレットでの初売りは、普段よりも安くブランド品を購入できる絶好の機会といえます。アウトレットならではの掘り出し物やブランド福袋など、魅力が満載です。
もともと定価よりも安くブランド品が購入できるアウトレットですが、初売り期間中はさらに低価格となります。アパレルだけでなく家電やコスメなど多彩なジャンルが揃い、さらにシーズンオフ製品や過剰生産品まで、通常の店舗では手に入らない品物を発見できることもあり、まさに宝探しです。
ブランド品をお得に購入したい意志を強く持って足を運ぶ人が多いため購入率も高く、スペースも非常に広いことから、1日中アウトレットで過ごして帰るというスケジュールを組んで訪れるなど、滞在時間も長い傾向にあります。
デパートやショッピングモールでの初売り
デパートやショッピングモールの初売りは、なんといっても足を運びやすいのが最大のメリットです。日常的に行き慣れた立地や店内のレイアウトなど、その店舗での買い物の仕方を熟知している人が多いため、小物などもよく売れる傾向にあります。
しかし、アウトレットに比べると店舗のスペースや通路幅が狭いなど、混雑しやすいのがデメリットです。人気の店舗や目玉商品がある店舗は特に混雑するため、行列の形成なども事前によくシュミレーションする必要があります。
スーパーやホームセンターでの初売り
日常生活で欠かせない普段使いの品物をお得に購入できるのが、スーパーやホームセンターの初売りです。食品や日用品などの必要不可欠なものが揃うため、買い出しのついでに安くなっているものを購入していく人が多発します。
特売品のまとめ買いするチャンスでありながら、場所によっては地域限定の商品が登場するなど意外な掘り出し物が見つかることもあります。地域密着型の店舗が多く、家族連れで気軽に訪れることができるのも魅力です。
初売りで手に入れたいアイテムの筆頭は「福袋」
多数の初売りアイテムが出揃う中でも、特に人気なのが「福袋」です。中身が見えないワクワク感に加えて、お値段以上のアイテムをお得に入手できる可能性が大きな人気を呼び、その内容もアパレルからコスメ、食料品までジャンルは多岐に渡っています。
初売り福袋の歴史
新年の風物詩として定着している福袋の歴史を探ると、江戸時代まで遡ることができます。呉服店が売れ残った端切れなどをまとめて袋詰めにし、販売したのが始まりとされ、これが現代の福袋の原型となったと言われています。
その後、越後屋(現在の三越)が「恵比寿袋」と呼ばれる袋詰めの絹地を販売し、大ヒットを読んだことで大丸などの店舗でも次々と福袋が販売されるようになり、全国的に広まっていきました。
福袋の他にも様々な企画が!抽選会や詰め放題などの初売り企画に注目
初売りの魅力は福袋だけではありません。各店舗では、新年のムードに合わせた多彩な企画を繰り広げています。よく見かけるものでは、豪華景品が当たる「抽選会」、限界に挑戦するのが楽しい「詰め放題」などではないでしょうか。
他にも、ポイントカードのポイントアップキャンペーンや、特定商品の購入や既定の値段以上の購入で何かがもらえるプレゼント企画などもあります。福袋と合わせて繰り広げられるお祭りムードも、初売りの醍醐味だといえます。
初売りセールで狙ったアイテムを逃さないためのポイント
初売りセールで狙っていたアイテムを確実に手に入れるためには、事前の準備が大切です。欲しいアイテムを決め、セール期間や時間を確認し、場合によっては開店前から並ぶ覚悟をしておく必要も発生するかもしれません。
人気のあるアイテムは早々に売り切れてしまう可能性も高く、人気店では開店前から長蛇の列ができることも珍しくありません。友人や家族と協力して、欲しいアイテムを探し合うのも効果的です。
初売りイベントは人が集まる最大の好機!遊具で注目度が更に爆上がり
初売りは、多くの人が集まる新年の一大イベントです。この機会を利用して、集客力をより高めたいと考える売り場の担当者さんも多いのではないでしょうか。そんな時、その可能性を高めてくれるのが「遊具」の設置です。
お正月ムード全開のバルーン遊具で子供たちを惹きつけよう!
カラフルで大きなバルーン遊具は、遠くからでも視線をキャッチできる抜群の存在感が魅力です。設置した瞬間に華やかさがアップするのはもちろん、最も大きな強みは「子供たち」を強力に引き寄せることです。
家族にその気がなくても、子供に「やりたい!」と言われたら大半の大人は揺れてしまうものです。お正月ムードも手伝って、バルーン遊具に課金してしまった経験がある人もいるかもしれませんね。
新年の運気も爆上がり!?祝賀バルーンは大人の視線も釘付けに
お正月シーズンに人気が高まる「祝賀バルーン」の数々は、子供だけでなく大人の気分も高めてくれること間違いなしのアイテムです。おめでたムード抜群の「鯛のふわふわ」は、巨大で真っ赤な鯛の姿に思わず笑顔になってしまう一品で、見るだけで運気が上がりそうな華やかさがポイントです。
鯛のふわふわ |
さらに、5メートルもの高さを誇る超巨大な「招き猫」や「だるま」、大人も挑戦可能な「おみくじ」や「七福神ホバーボール」など、遊園地気分で楽しめるものまで、バリエーションは驚くほど豊富です。初売りをきっかけに、バルーン遊具の奥深さにハマってしまうかもしれません。
初売りにぴったりのお正月バルーンは写真映えも抜群!SNSでの拡散力もUP
子供たちは、バルーン遊具で遊んだ後に目に留まったアイテムを「欲しい!」と言い出してしまうこともしばしばです。こうして売り上げに直結していくのはもちろんのこと、もしバルーン遊具で遊ばなかったとしても、設置するメリットは多々あります。
最大のメリットは、お正月らしさ溢れるそのビジュアルです。イベント会場が一気に豪華さを増し、来場者の注目を集めてくれます。さらに、カラフルなバルーン遊具はSNS映えも抜群なため、来場者が遊具との写真をSNSに投稿してくれる可能性も高く、それにより宣伝効果も期待できます。
初売りセールはバルーン遊具の力で一大イベントに大変身!
初売りセールにバルーン遊具を取り入れることで、単なる買い物イベントから、地域の人々が集まる一大イベントへと生まれ変わることが期待できます。カラフルで楽しいバルーン遊具は、子供たちの笑顔を引き出し、大人にもたくさんのワクワク感を提供してくれます。お正月ムード全開のバルーン遊具で、思い出に残る初売りイベントを作り上げてみるのはいかがでしょうか。