こんにちは、ワン・ステップです。
今回は、行政とその企画をプロデュースする企業様からご依頼いただいた、エア造形の製作事例についてご紹介します!
「広場に巨大なメジロのバルーンを置き、その周りを卵の遊具で囲みたい」
そんなお客様の素敵なアイデアを形にする過程をご紹介いたします。
鳥の巣をモチーフにした巨大インスタレーションを拠点に多様なカルチャーが集う新しい都市型フェスティバル「TOSU NESTIVAL 2025」にてご利用いただきました!
公式HP:https://tosu-nestival.com/
始まりは「直径20m級の巨大な鳥の巣型のエア遊具」という壮大な構想
今回のお客様は、以前からエア遊具のレンタルなどでご相談をいただいていたお客様でした。
最初にご相談いただいたのは、「直径20m、高さ10mほどの巨大なメジロの巣型の遊具を作りたい」という、非常にスケールの大きな構想でした。
しかし、関係者の皆様と協議を重ねる中で、より現実的で、かつお客様のイメージを実現できるプランとして、
「メジロのバルーンを中央に置き、その周りに様々な卵や遊具を配置した、巨大なインスタレーションを製作する」という形に落ち着きました。
最終的には、光る巨大メジロのバルーンやたまごのバルーン・バウンスなど、合計6種類のオリジナル遊具を製作しました。
お客様からいただいたデザイン案を元に、オリジナルのエア造形の製作がスタートしました。
初めての「エア造形」だからこその難しさ
通常のエア遊具製作とは異なり、今回の「エア造形」は、私たちにとっても初めての挑戦が多く、特にデザインの調整には苦労しました。
通常の遊具であれば、既存の生地の色から選んだり、決まった形をベースにしたりと、ある程度の制約の中でご提案ができます。
しかし、ゼロから形を作る「造形」は、3Dデザインの自由度が高く、選べる色も豊富です。

こんなにたくさんのカラーリストから選んでいただけます。
選択肢が広いからこそ、お客様の持つ繊細なイメージを形にするプロセスは、非常に難しいものでした。
特にこだわったメジロのバルーンでは、「くちばしをもう少し短く」「羽の位置を少し下に」といった、ミリ単位の感覚的なご要望をいただきました。
その微妙なニュアンスを海外の製造メーカーに正確に伝え、何度も修正を重ねる作業は、時間もかかりましたが、その分完成度も高まりました。
完成した3Dデザインはこちらです。
完成品のお披露目!お客様の反応は…?
3Dデザイン確定後約20日でついにバルーンが完成しました!

内部が光る仕様になりました。
とてもかわいらしいですね!
先日、完成した製作物をお客様にご確認いただく機会がありました。
メジロのバルーンは、夜間にライトアップした際の光り方がとても美しく、お客様からは「すごく良くできていますね」と嬉しいお言葉をいただくことができました。
このメジロと卵のバルーンが実際に設置され、たくさんの人に楽しんでもらえる日が楽しみです。
最後の設置までしっかりとサポートさせていただきます。
ワン・ステップではオリジナルのエア造形の製作のご相談も承っています。
デザイン作成から設置までサポートいたします。
ぜひお問い合わせください!







