ハロウィンは今や、日本でも子どもから大人まで楽しめる秋の一大イベントとして定着しています。
2025年もすでに全国各地で多彩な企画が生まれています。
また、近年では市場規模も回復傾向にあり、家族向けの催しや写真映えする演出、ペットとの参加型企画など、楽しみ方はますます多様化されています。
この記事では、2025年の主なハロウィンイベント情報から、企画のポイント、おすすめの遊具まで幅広く紹介していきます。
【2025年】ハロウィンイベントの予定
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2025年のハロウィンシーズンに向けて、現時点で開催が発表されている代表的なイベントは、「東京ディズニーリゾート」と「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」による2大テーマパークの企画です。
東京ディズニーリゾート「ディズニー・ハロウィーン」に関しては、開催期間は2025年9月17日(水)から10月31日(金)までの約1か月半。
東京ディズニーランドでは、「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」と題したイベントが実施され、ディズニーシーでは幻想的でミステリアスなハロウィーンの世界が展開されます。
なお、全身仮装での入園は10月1日から15日までの期間は禁止されているため、来場を予定されている方は注意ください。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)「ハロウィーン・イベント」では、2025年のUSJハロウィーンは、9月4日(木)から順次スタート。
昼と夜で異なるテーマのイベントが用意されています。
日中は「ハハハ!ハロウィーン・パーティ」が開催され、ポケモンのDJたちと一緒にダンスを楽しめる、子ども向けの明るく楽しいパーティコンテンツが用意されています。ファミリー層にもおすすめの内容です。
一方、夜になると雰囲気が一変し、スリル満点の「ハロウィーン・ホラー・ナイト」が開幕。
定番の「ストリート・ゾンビ」に加え、2025年は新たに「ファクトリー・オブ・フィアー」が登場します。
この新アトラクションでは、ゾンビを生み出す恐怖の工場から脱出するという、没入感の高い体験が楽しめます。
さらに2025年は、グローバルメイクアップブランド「KATE(ケイト)」とUSJが初めてコラボした、新感覚のホラーアトラクションも登場予定。
これまでにない世界観で、多くの話題を集めることが期待されているようです。
※予定変更になる可能性もあるため、ご了承お願いします。
ハロウィン市場の現状
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日本のハロウィン市場規模は、2023年から2024年にかけて着実な回復と拡大傾向にあります。
2023年の市場規模は約1,200億円とされ、2019年とほぼ同等の水準に戻りつつあります。
そして2024年も同規模を維持、むしろやや上回る勢いでした。支出金額にも変化が見られます。
2023年に「何かしら予定がある」人の平均予算は5,620円でしたが、2024年は6,565円と約1.2倍に上昇。
また、ハロウィン市場は、コロナ前の水準を回復しつつ、消費単価の上昇と菓子を中心とした家庭内需要が拡大しています。
2025年以降の市場変化にも注目が集まる中、限定商品や安全性対応がさらに求められる状況にあります。
ハロウィンイベント企画のポイント
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ハロウィンは、今や日本でも子どもから大人まで楽しめる季節イベントとして定着しています。
テーマパークや商業施設、地域団体などがハロウィンイベントを実施する中で、「どうすれば多くの人を惹きつけ、満足度の高いイベントにできるか」という点が成功のカギを握ります。
ここでは、ハロウィンイベント企画を成功に導くための4つの重要ポイントを紹介します。
企画テーマの決め方
イベント全体の雰囲気や方向性を決めるうえで最も重要なのが「テーマ設定」です。
ハロウィンといえば「おばけ」、「仮装」、「かぼちゃ」といった定番のイメージがありますが、参加者の年齢層や施設の特徴に合わせて、テーマをアレンジすることで差別化を図ることができます。
たとえば、ファミリー層を対象にしたイベントであれば、「かわいいモンスターと遊ぼう」「光るおばけの冒険」といった子ども向けの柔らかい世界観がおすすめです。
一方で、若年層やカップル向けには「ホラーナイト」、「謎解きハロウィン」、「インスタ映えスポット満載のゴシックパーティ」など、少し刺激的な演出が好まれる傾向にあります。
テーマを決める際は、施設の強み・使えるスペース・人員体制も考慮しましょう。
「参加者が体験しやすく、写真映えする」コンセプトを中心に据えると、SNSでの拡散も期待できるでしょう。
ターゲット設定と集客動線設計
次に重要なのが、ターゲットの明確化と、それに基づいた「集客動線」の設計です。
イベントの来場者層をあいまいにすると、演出や販促施策がチグハグになり、結果として集客が難しくなります。
例えば、子ども連れの家族をターゲットとする場合、「駐車場からベビーカーでのアクセスがしやすい導線設計」、「年齢別の体験ブース」、「待ち時間対策(ぬり絵・フォトブース)」など、動線の細やかな配慮が必要です。
一方、若者層を対象とした場合は、「会場内の回遊性」、「フォトスポットの配置」、「SNS投稿キャンペーン」などを意識して、自然と人の流れが生まれる構成にしましょう。
来場者の「導入→体験→シェア→再訪」までの導線をあらかじめ設計しておくことで、イベントのリピーター獲得や口コミ拡散にもつながります。
プロモーション・販促企画のコツ
どれほど魅力的なイベントでも、告知が届かなければ来場にはつながりません。
集客を成功させるためには、オンラインとオフラインを組み合わせた効果的なプロモーションが必要です。
まず、SNS運用は必須です。InstagramやX(旧Twitter)、LINE公式アカウントなどを活用し、開催までのカウントダウンや見どころ紹介、過去のイベント写真を交えて投稿することで期待感を高めます。
「#〇〇ハロウィン2025」などのハッシュタグを用意しておくと、参加者の投稿を集めやすくなります。
チラシやポスターなどのアナログ媒体も、地域密着型イベントでは非常に効果的です。
特にファミリー層をターゲットにする場合、商業施設や保育園・小学校周辺での配布が反響につながります。
また、参加者特典やスタンプラリーなどの販促企画も集客におすすめです。
「仮装してきた人にプレゼント」、「フォトスポットで写真を撮ってSNS投稿すると景品がもらえる」など、参加者が「行ってよかった」と思える仕掛けを複数用意すると満足度が高まります。
予算と安全管理の注意点
イベントの企画運営には当然ながら予算管理が不可欠です。
飾りつけ・人件費・印刷物・景品・設備レンタルなど、細かい費用まで含めて事前に洗い出しましょう。
特に仮装コンテストやワークショップなどを実施する場合、コストが膨らみやすいので優先順位を明確にしたうえで配分することが大切です。
また、ハロウィンイベントは仮装・暗がり・子どもが多いといった「事故リスク」が高いのも特徴です。
転倒や接触事故への備え、夜間の照明、スタッフの配置、安全誘導サインの整備など、安全面への配慮は最優先事項です。
さらに、緊急時の対応マニュアルや消毒・衛生対策も、コロナ禍以降は欠かせないポイントとなっています。
スタッフへの事前研修や当日のシミュレーションも忘れずに行いましょう。
ハロウィンのおすすめ遊具5選【株式会社ワン・ステップ】
ハロウィンのおすすめ遊具、株式会社ワン・ステップの商品を5選紹介します。
1. ハロウィンキャッスル
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ハロウィンシーズンの演出にぴったりな、カボチャモチーフとお城デザインのエアー遊具です。高さがあるため、イベント会場でもひときわ存在感を放ちます。
魔女やおばけなど、ハロウィンらしいキャラクターたちが随所に登場し、子どもたちの遊び心をくすぐる内容となっています。
滑り台もセットされており、小さなお子さまからも大人気のコンテンツです。
大きくてカラフルな遊具に、子どもたちは目を輝かせて夢中! 順番を待つ列ができるほどの注目度で、間近で見るとそのスケールに圧倒されます。
写真映えもバッチリで、にぎやかな会場演出にぴったりのアイテムです。
2. ハロウィンホバーボール
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カボチャから出る風の力で、ボールがふわりと空中に浮かびます。
愛らしいカボチャ型のアイテムを投げて、宙に浮かんだボールを狙って落とすアクションゲームです。
「〇個ボールを落とせたらお菓子をプレゼント!」など、シンプルで楽しいミニゲームブースとして活用できます。
年齢に応じて投げる位置を変えることで、お子さまにも大人にも適した難易度に調整可能です。
キュートなジャック・オ・ランタンのデザインが、ハロウィン会場の雰囲気づくりにもひと役買います。
3. パンプキンバウンス
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ハロウィンシーズンに最適な、コンパクトサイズのパンプキン型エア遊具です。
鮮やかなオレンジカラーが特徴で、イベントスペースでもひときわ目を引く存在感があります。
毎年9月~10月にかけての催しで特に人気を集めているアイテムです。
4. ハロウィンイベント向け 人間クレーンゲーム
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一般的なUFOキャッチャーのアームに人が乗り込んで景品を取りに行く、体験型アトラクション、それが「人間クレーンゲーム」です。
参加者は操作する側と吊られる側に分かれ、協力して狙ったアイテムのキャッチを目指します。
視覚的インパクトが非常に高く、遠目からでも注目を集めるため、会場の雰囲気を盛り上げるのにぴったりのコンテンツです。
5. ペット向けに海賊フォトスポット
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海賊をモチーフにしたデザインで、愛犬の「カッコいい一枚」を撮影するのにぴったりなスポットです。
ペットイベントでの集客施策や、ドッグランの一角に設置するアイテムとしてもおすすめ。
また、観光地や道の駅などにある「人用の顔出しパネル」の隣に設置すれば、飼い主さんとワンちゃんが一緒に楽しめる撮影スポットとして活躍します。
抱っこせずとも、ワンちゃんが立ったり座ったりした状態でそのまま撮影ができる構造なので、操作がシンプルで利用しやすい点も魅力の一つです。
まとめ
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2025年のハロウィンイベントは、大型テーマパークから地域イベントまで幅広く盛り上がりを見せる見込みです。
市場の回復とともに、参加者のニーズも多様化し、「安心・安全」と「ワクワク体験」の両立が求められる時代になりました。
イベントを成功させるためには、ターゲット設定やテーマ性のある演出、集客導線の設計、そしてSNSで拡散しやすい仕掛けが重要です。
株式会社ワン・ステップが提供するハロウィン向け遊具を活用すれば、にぎやかで思い出に残る空間づくりに大きく貢献できます。
2025年のハロウィンシーズンも、企画力と演出力で、参加者の心をつかむイベントを目指しましょう。