「恐竜イベントを開催したいけど、企画や準備が大変そう……」
恐竜イベントは準備にも時間がかかり大変ですが、コツを知っていればファミリー層の集客に大変効果的です。
この記事では、恐竜イベントでの展示のコツを解説します。
恐竜展示の詳細を決める前に
展示の詳細を決める前に、まず企画者がするべき2つのことについて解説していきます。
イベントや展示のテーマと目的を明確にする
恐竜の展示会を企画するときは、イベントや展示テーマ、目的を明確にしましょう。
たとえば展示メインなのか、体験メインなのか、イベント後に参加者からどう感じてほしいのか、などです。
目的が明確になっていないと、ゴール設定がブレて、準備に時間がかかってしまう可能性があります。
メインの展示物を決める
恐竜の展示テーマが決まったら、メインの展示物を決めましょう。
先ほど決めたイベントや展示の目的によって、メインの展示物も変わってきます。
恐竜展示の会場レイアウト
次に、恐竜展示のレイアウトを決めましょう。レイアウトを決めるにあたって気を付けたいポイントが3つあります。
会場の広さを確認する
まず恐竜を展示する会場を必ず確認しましょう。
広さを計算し間違えると、せっかく手配した恐竜が設置できないなどといったアクシデントが発生してしまいます。
展示物の大きさだけでなく、人が通るために必要な通路の幅などもしっかり確認しましょう。
反対に広い会場だと、展示物の数や大きさによってボリュームが少なく見えてしまう場合があります。
他のイベント事例を参考に、適切な展示を手配することが必要です。
図面を作成する
展示ブースのレイアウト決めは、図面を作成しましょう。
このとき、ラフなスケッチからで構いません。イメージ通りの展示ができそうか、設計図を書いてみましょう。
メインの展示物の位置を決める
ここまでで恐竜を展示するイメージができたところで、メインの展示物の位置を決めます。
展示会の目的や、大まかな図面も作成しているため、どの恐竜をメインとして設置するのかがスムーズに決めやすくなります。
恐竜イベント会場の導線
次に、恐竜の展示会を開催するにあたって、おすすめの導線を3つ紹介します。
それは、「アイキャッチを置く」「メイン展示物までの導線を決める」「後半にフォトスポットや体験型イベントを持ってくる」です。
入口にアイキャッチを置く
アイキャッチとは、展示会においてブースの前を通った人が最初に目にするもののことを指します。
遠くからでも目を引くようなアイキャッチを作成して、集客効果を上げましょう。
メイン展示物までの導線を決め、アイテムを配置する
アイキャッチが決まったら、そこからメインの展示物までの導線を決めましょう。
前に確認していた会場の広さによって、作る導線も異なります。来場者が見やすい導線づくりを心がけましょう。
後半にフォトスポットや体験型イベントを持ってくる
恐竜の展示会では、導線の後半にフォトスポットもしくは体験型のイベントを置いてみましょう。
写真撮影や体験コーナーは、滞留時間が長いためです。
後半に滞留時間の長いものを配置することで、来場者がスムーズに動きます。
→定番だけど一味違う!恐竜ライド×ヘッドチェアのすすめ【ブログ】
恐竜展示の工夫
恐竜の展示会を上手に行うコツとして、4つの工夫が必要です。
それは照明、床面、置物、背景の工夫です。1つずつ順番に解説していきます。
→【5分で企画が立ち上がるパッケージイベントシリーズ①】会場周遊型 恐竜イベント
照明の工夫
恐竜を展示するにあたっては照明が重要な要素になります。
多くの場合は、会場の照明を薄暗くして、展示品にしっかりとした照明を当てるといった方法を使用します。
展示品が目立つよう、照明に工夫をしてみましょう。
床面の工夫
床面も工夫するのは意外かもしれませんが、ここも大切なポイントです。地面を再現するような色を使いましょう。
展示品に合わせた台を設置するのもおすすめです。
植物や岩など置物の工夫
ただ恐竜を配置するだけでは工夫が足りません。
より当時の恐竜を思わせる迫力になるよう、植物や岩などの置物にもこだわりましょう。
背景の工夫
展示品のレイアウトによって、背景にも工夫をこらしてみましょう。
単色ではなく、恐竜が暮らしていた場所を再現するような背景に変えてみるのもおすすめです。
より一層リアルな雰囲気が出せますよ。
恐竜アイテム別展示のポイント
恐竜の展示会を企画するにあたって大切なレイアウトや導線について解説してきましたが、次は展示する恐竜アイテム別のポイントを解説していきます。
→【ブログ】総14種類!恐竜イベントにピッタリな新作恐竜アイテム特集!
恐竜オブジェ
恐竜オブジェは、展示会の目玉アイテムとして設置するのがおすすめです。
ダイナミックに動くロボットをメインとしてぜひ配置してみましょう。
当社の恐竜オブジェはセンサー式のため、来場者に合わせて動き出します。イベントの目玉展示としてピッタリのアイテムです。
化石
本格的な恐竜の展示会を演出するためには化石アイテムも設置してみましょう。
本物そっくりな化石を観察コーナーとして置くと、来場者の滞留時間を上げる効果も期待できます。
夏休みの自由研究にもぴったりです。
骨格標本
骨格標本も展示会の目玉アイテムとして利用できます。メインとして配置すれば、大迫力の展示会が出来上がります。
後半のフォトスポットとして、ほかのアイテムと組み合わせるのも効果的です。
お子様だけでなく、大人も楽しめること間違いなしです。
足跡
大きな恐竜の足跡を設置すると、より迫力のある展示会に仕上がります。本物とそっくりな形と大きさのアイテムをえらびましょう。
当社のアイテムである足跡の化石オブジェは、本物そっくりに作られているため、
滞留時間も長くなり、展示会のアイテムとしてぴったりの商品です。
動くアイテム
迫力のある恐竜の展示会にしたいなら、動くアイテムも目玉アイテムとして設置したいところです。
動くロボットを設置することで、まるで生きているかのように感じることでしょう。
当社の恐竜ヘッドチェアは、ティラノサウルスに食べられているような写真を撮影でき、目玉アイテムとしてぴったりの商品です。
アトラクションやフォトスポットとして設置するのも良いでしょう。
頭がグルグルと動くアイテムですが、シートベルトが付いており、お子様も安全に楽しめます。
AR
ARとは、「Augmented Reality(アグメンティッド・リアリティ)」の頭文字をとった略で、たとえばスマホでポスターをかざすと画面上で動き出すなどのコンテンツです。
スマホやタブレットで展示会場を映すと恐竜が動き出す……など、取り入れるとより来場者が楽しめる展示会になりますよ。
恐竜展示の安全対策
来場者が安全に展示会を楽しめるように、安全対策もしっかりとしましょう。安全対策の例を1つずつ紹介していきます。
火災や災害時の避難
万が一の火災や災害に備え、避難経路など導線を入念にチェックしておきましょう。会場内をしっかりと把握しておくことが重要です。
設営中の事故防止
展示会の準備中にケガや事故が発生する可能性もあります。十分に注意して行いましょう。
必要なスタッフ数を確保する・作業時間を管理することが必要です。
会場での盗難対策
イベント実施中は火災や災害だけでなく、盗難などの来場者トラブルにも注意が必要です。
運営側同士や来場者へ、事前に規約などで責任の範囲を明確に決めておきましょう。
恐竜展示の参考にしてみよう
実際に恐竜の展示会がどのように行われているのか見てみましょう。新たなヒントが得られるかもしれません。
各地の恐竜博物館
福井県立恐竜博物館、御船町恐竜博物館、長崎市恐竜博物館、国立科学博物館常設展示の4つが参考になります。
福井県立恐竜博物館は4,500平方メートルという広大な展示室があり、資料点数も4万点以上と充実した展示が行われています。
御船町恐竜博物館は「命と自然の尊さを感じ取る」がコンセプトの展示が行われています。
特別展や企画展も定期的に開催されており、企画の参考になります。
長崎市恐竜博物館には世界最大級のティラノサウルスの全身骨格レプリカなどが展示されています。
ほかでは見られない大型種の化石など、オリジナルの展示が行われています。
国立科学博物館の常設展示では、恐竜の起源や大型化についてなど、恐竜の謎に迫ることをテーマに展示が行われています。
図鑑などの復元画やイラスト
恐竜の展示会を実施するにあたって、ある程度恐竜について知識があるとスムーズに準備が進められます。
そのため、図鑑などの復元画やイラストを参考にするのも良いでしょう。
恐竜展などの動画
実際に展示会へ足を運ぶことができなくても、動画も非常に参考になります。ぜひ一度見てみることをおすすめします。
まとめ
恐竜イベントの展示を上手に行うコツやポイントを解説してきました。
展示会を成功させるためには、入念な準備と、目玉アイテムやフォトスポットなどの設置が重要です。
当社では恐竜に関するアイテムを多く取り揃えております。これから恐竜の展示会を企画する方、展示アイテムを探している方はぜひご覧ください。