こんにちは。ワン・ステップの大橋です。
先日、100mウォーターロングスライドの設営・運営に行ってきました!
その巨大さ、設営の難しさから社内でも前例の少ないツールです。
・スタッフさん11名以上
・発電機10台
・設営時間:半日
聞くだけでも規格外の遊具ですよね。
今回伺った千葉のグランピング施設の担当者様とは、5月頃から打ち合わせを重ねていました。
本体部分が3つに分かれているのですが、1つ1つが人力では持ち上げられないほど重いです。
ユニック車で荷下ろしします。
位置の調整にも時間がかかります。
沢山のスタッフさんと協力して、いざ空気を入れると……
土台部分の位置がずれてしまい、スライダーが折れてしまっていました。
その後ユニック車の力と、スタッフさんの力を借りてなんとか設営に成功しました。
しかしそれだけで終わりではないのです。
スライダー部分のシートを張り付ける作業があります。
100mスライダーなので、貼り付ける作業も100m分あります。スライダーが二つ付いているので、実質200mです。
時間がかかりますね……。
ゴール地点のプールも、蛇口2つ分使用して一晩中水ためを行いました。
そして設営できた姿がこちら
芝生の緑、青空の青とよく映えます。
グランピング施設ということで、宿泊のお客さまに遊んでいただきました。
僭越ながら、大橋も点検で滑りました。
結構なスピードが出ます!
浮き輪やボードを用意していただき、スライダーによく使うアーマーオールを塗って滑ります。
ボードの大きさによっては、親子で滑ることもできますよ。
何度も繰り返し滑ってくれるお客さんが大半でした。
一人が上って滑り終わるまで大体2~3分ほどでしょうか。
100mスライダーなので、スライダーを滑り終わってまたスタート地点に戻るまでに、100mは歩かないといけません。
現地のスタッフさんがブルーシートを用意してくださり、お客さんが裸足でも歩けるようにしていました。
↓画像右側です。
これなら芝生の上を素足で歩くこともなく、気軽に何回も遊べますね。
運営・設営・養生時の注意点としては
・スタッフさん11名以上手配必須
・遊具の空気を入れる順番、抜く順番を間違えないこと
・スライダーに上るための階段が結構急なので、小さなお子さんは特に気を配る。必要な場合は手伝ってあげる。
・前の人がスライダーを滑りきっていない状態では滑らないよう、待っていてもらう
等があります。
とてつもなく大きいスライダーですが、苦労して設営・運営した分、なんだか愛着がわいてきました。
巨大なスライダーを使いたい!という方がいらっしゃいましたら、設営の大変さを覚悟の上、是非お問い合わせくださいね。
運営~撤去編に続きます!