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公園・遊園地のリニューアルで集客UP!ターゲットを惹きつける施策とは?

近年、公園や遊園地などのレジャー施設のリニューアルが全国各地で進んでいます。

単なる老朽化対策ではなく、新たな集客戦略としてレジャー施設のリニューアルが注目されています。

本記事では、リニューアルが注目されている理由や成功事例、集客のポイントについて詳しく解説します。 「どうすればリニューアル後の集客を最大化できるのか?」「ターゲット層に刺さる施策とは?」といったヒントを得たい方は、ぜひ読み進めてみてください。

なぜ今、公園や遊園地のリニューアルが注目されるのか?

公園や遊園地のリニューアルは、要因が相まって、注目されています。それぞれ解説します。

施設の老朽化や安全基準の変化

公園や遊園地の施設は、時間の経過とともに老朽化が進行し、安全性の確保が重要となります。

例えば、世田谷区では、遊具の定期点検を強化し、適切な修繕を実施することで長寿命化や健全度の保持を図っています。 また、目黒区では、劣化が進行した施設に対して、部材の交換や部分的な補修を行い、安全性の確保に努めています。

公園への大型遊具導入のポイントと活用事例 – イベントアイテムのワン・ステップ

観光需要の回復と新たな集客の必要性

新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に落ち込んだ観光需要は、2023年以降、回復傾向にあります。特に、体験型観光への関心が高まっており、地域の自然や文化を活かしたコンテンツが注目されています。

また、訪日外国人観光客の間では、日本文化を体験するツアーが人気を集めており、これらの体験は観光の大きな魅力となっています。 

体験型コンテンツの人気上昇率

近年、単なる「見る・乗る」ではなく、「体験できる」アクティビティの需要が急上昇しています。国内の「体験型消費市場」は、コロナ禍後に急成長し、2022年以降は特にアウトドア・アドベンチャー系の体験型施設の利用者数が増加傾向です。

アスレチックやキャンプ、ワークショップなど、「参加型」コンテンツを充実させる施設が増加したこともあり、企業もマーケティング手法として「体験価値(Experience Value)」を重視しています。

 

全国各地の公園・遊園地のリニューアル事例

全国各地の公園や遊園地では、施設の老朽化や利用ニーズの変化に対応するため、積極的なリニューアルが進められています。ここでは、3つのリニューアル事例を紹介し、それぞれの特徴や成功ポイントを詳しく解説します。

事例1 長井海の手公園 ソレイユの丘(神奈川県)

神奈川県横須賀市にある長井海の手公園ソレイユの丘は、2023年4月に大規模リニューアルを実施しました。 2005年に日本初のPFI方式で整備された都市公園として開園し、年間70万人以上を誇る観光拠点で遂に、施設の老朽化と魅力向上のため、Park-PFI制度を導入した官民連携リニューアルが行われました。

リニューアル後の人気アトラクションとして、36のアトラクションを備えた高さ約15mの大型アスレチック、池の上空を滑走する全長300mのジップライン、犬と一緒に楽しめるオーシャンドッグパークが特に注目を集めています。

このリニューアルでは、未利用地6.6haの活用と官民連携施設の資源活用施設、大型アスレチックやジップラインなど幅広い年齢層向けアトラクション導入による多様なニーズへの対応がポイントとなっております。

相模湾の海に面した広大な公園リニューアルプロジェクト長井海の手公園 ソレイユの丘 | 株式会社 エー・ディーアンドシー

事例2 東京ドイツ村(千葉県)

千葉県袖ケ浦市にある東京ドイツ村は、ドイツの田園風景を再現した花と緑のテーマパークです。 2001年3月の開園以来、季節ごとの花々や関東三大イルミネーションの一つとして知られるイルミネーションなど、多彩なイベントで来園者を魅了してきました。

人気のアトラクションには、高さ40mの観覧車、子ども向けのブタテンキッズコースター、日本最大級の全長60mの芝そりゲレンデなどがあります。

東京ドーム約19個分の広大な敷地を利用して、春の花畑や冬のイルミネーションなど季節に応じたイベントの開催、子どもから大人まで楽しめるアトラクションの導入などの取り組みを行ってきました。

事例3 国営昭和記念公園(東京都)

東京都立川市・昭島市にある国営昭和記念公園は、昭和天皇御在位50年記念事業として1983年に開園した総面積180ヘクタールの国営公園です。四季折々の花々や豊かな自然環境、多彩なレクリエーション施設を備えています。

近年施設の老朽化や利用者ニーズの変化に対応するため、昭島口周辺エリアのレインボープールや水遊び広場、残堀川調節池跡地などの再整備が、官民連携による資金やノウハウを活用して進められています。

人気アトラクションには、巨大なトランポリン「雲の海」などがある「こどもの森」、ユニバーサルデザインを親しんだ「わんぱくゆうぐ」、東京ドーム1.4倍の広大な敷地に9つのプールがある「レインボープール」があります。

官民連携による効率的な再整備や多様な利用者層に対応したユニバーサルデザインの導入、などの取り組みは、持続可能な公園管理のモデルケースとして、他の施設にも参考になるでしょう。

リニューアルしたテーマパークの集客方法

テーマパークのリニューアルは、新たな魅力を加えることで来園者の満足度を向上させ、さらなる集客につなげる絶好の機会です。

一方で、単に新しいアトラクションを導入するだけでは、競争が激しいレジャー業界の中で生き残るのは難しいでしょう。

そこで重要になるのが、テーマパークの集客施策です。ここでは、リニューアルしたテーマパークが成功するための具体的な集客方法について詳しく解説します。

デジタル技術を活用した体験の提供

リニューアルしたテーマパークでは、デジタル技術を活用した新たな体験提供が集客の鍵となっています。例えば、最新技術の事例として、AR/VR技術を活用した体験の導入がおすすめです。

AR/VR技術を導入することで、テーマパーク内の特定ポイントを巡る「AR宝探し」イベントや、リニューアル後の新エリアをVRで事前体験できるオンラインコンテンツ、園内の歴史や自然をARで学べる体験型「ARガイドツアー」などの体験が可能になります。

また、AIやデータを活用した施策もおすすめです。一例として、来園者におすすめルートやアトラクションの混雑状況を確認できる「AIチャットボット」のように、個々のニーズに合わせたサービス展開が可能です。

デジタル技術の活用は、テーマパークの新たな魅力創造と顧客満足度の向上に大きく貢献するでしょう。

ターゲット層に特化したイベントの開催

リニューアルしたテーマパークでは、ターゲット層に特化したイベントの開催が集客の重要戦略となっています。 特に家族連れを対象としたイベントを開催することで、リピート率は向上するでしょう。

イベントの一例として、「親子で楽しむワークショップ」の中でも、子ども向けのクラフト体験や親子で参加できるDIYワークショップが人気を集めています。

また、テーマパークでは、小さな子どもを連れたファミリー層に配慮した「お昼寝スペース+キッズエリア検討」の取り組みも注目されています。 

無料で利用できる快適なお昼寝スペースや授乳室などの施設を充実させることで、小さな子どもがいる家族が来園する際の心理的ハードルが下がります。

ターゲットに特化したイベントや整備を整えることで、顧客層の満足度を高め、リピーターの獲得につながるでしょう。

季節限定イベントや特別キャンペーンの実施

リニューアルしたテーマパークで集客を行う際、季節ごとの特色を反映した限定イベントや、特別キャンペーンが効果的な手段となっております。 

例えば、春には「桜×プロジェクション検討」で花見シーズンに合わせた夜間の光の演出を実施することで、季節の魅力を最大限にアピールできるでしょう。

夏には「夏のウォーターフェス」として水遊びエリアの拡張、秋のハロウィンシーズンには仮装コンテストとナイトホラーアトラクションを組み合わせた特別イベントを展開することで幅広い年代層の集客が期待できます。

また、冬にはテーマパークの敷地を活かして、イルミネーションやクリスマスマーケットを実施するのもおすすめです。季節限定のライトアップとホットフードフェスは人々の関心も高いでしょう。

このように、季節限定イベントや特別キャンペーンを実施することで、リピーター創出だけではなく、新規顧客獲得も可能になります。

 

レジャー施設のリニューアル時の導入におすすめのアイテム

レジャー施設のリニューアル時には、新たな魅力を生み出し、集客力を高めるアイテムの導入が欠かせません。近年では、体験型アトラクションや環境に配慮した設備が注目されており、訪れる人々にワクワク感や快適な空間を提供することが重要視されています。

ここでは、レジャー施設のリニューアル時に導入を検討したいおすすめのアイテムを紹介します。ぜひ、レジャー施設の魅力を最大限に引き出すアイテム選びの参考にしてください。

ビッグファームプレイランド

メディアにも紹介されたことがあるビッグファームプレイランドは、日本最大級の巨大エア遊具です。エア遊具に設置されてあるさまざまな障害物を乗り越えて、250m先のGOALを目指していきます。

全長63.5m、全幅25mのサイズは圧巻で、観光施設・公園・遊園地などに導入することで、目玉アトラクションとして集客効果も期待できるでしょう。

 全長250mのコースの中に27カ所の障害物があります。エアー式で設置も比較的簡易なため、アスレチックコースの代替アトラクションとして利用されることもあります。また、エア遊具は非常にカラフルで目立つため、アイキャッチ効果も抜群です。

ビッグファームプレイランド – イベントアイテムのワン・ステップ

 

子どもの冒険心を刺激!安心・安全な屋外アスレチック遊具

屋外アスレティック遊具は、公園やレジャー施設を訪れる家族連れに根強い人気があります。 子どもたちは遊びながら体力や感覚のバランスを鍛え、達成感や挑戦する力を育めるので親世代にとっても魅力的な遊具です。

年齢や運動能力に応じた難易度設計により、小学生向けの安全性を重視したものから、大人向けの本格的なものまで幅広く対応しています。

セミオーダー形式で設置場所の条件に合わせたカスタマイズが可能で、フルオーダーより制作期間とコストを抑えられる点が特徴です。

公園やテーマパーク、リゾート施設でのアクティビティとして、さまざまな場所で活用され、2024年7月には関西地方の農業公園に、大型忍者アスレチックが設置されました。

屋外アスレチック – イベントアイテムのワン・ステップ

子供の遊び場等整備事業補助金(助成金)を活用して、地域に笑顔を! – イベントアイテムのワン・ステップ

 

環境に優しい!EV駆動ロードトレイン

EV駆動ロードトレインは、電動駆動により排気ガスを出さない環境に優しい移動手段です。静音性が高く、線路敷設が不要なためさまざまな場所で活用できます。

大容量バッテリーにより一度の充電で8〜10時間の走行が可能で、時速20キロの安全なスピードで移動します。

施設やテーマに合わせたスケジュールやロゴ入れなどオリジナルデザインが可能なセミオーダー形式で、制作費も抑えられます。またバリアフリー設計により車椅子対応も可能です。

公園での回遊や周辺地域への移動手段、キャンプ場やリゾート施設での自然観光の演出、商業施設・空港・テーマパークでの敷地内移動など、広範囲な用途で活用されています。

2024年5月には関西地方の海岸地域で、駅とレジャー施設を結ぶ観光客の回遊性向上のまちづくりとして導入されました。

EVトレイン – イベントアイテムのワン・ステップ

オリジナル遊具・大型遊具の導入事例

 

リニューアルした公園・遊園地の魅力を最大限に活用して集客しよう

公園や遊園地のリニューアルは、単なる施設の改修ではなく、集客戦略の一環として重要視されています。

そのためには、レジャー施設の公園や遊園地などの魅力を活かす戦略が重要です。今回紹介した事例を参考にしながら、レジャー施設のリニューアルを検討する際に、ヒントとして活用してみてください。

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